TOP画面 ただ自転車通勤のためでなく ニュージーランド長期ツーリング<4日目 クライストチャーチ~アッシュバートン編>

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ニュージーランド長期ツーリング<4日目 クライストチャーチ~アッシュバートン編>

南島のルート1
クライストチャーチからルート1をひたすら南下する一日だった。

(写真をクリックすると拡大画像をご覧いただけます。)
ニュージーランド長期ツーリングの実質上の初日、目が覚めたのは4時頃だったが、そこからブログの更新作業を始めたので、出発準備を始めたのはアンドリュー君が起きて朝食を作ってる音が聞こえ出した6時頃だった。アンドリュー君はこの日はアーサーズ・パス国立公園にアイルランド人のお客さんをガイドすると言っていた。翌日はオーストラリア人、その翌日はアメリカ人をやはり同じツアーにガイドするそうだ。来週は日本人のお客さんも入ってるらしい。

サイドバッグに荷物を詰めたりするのは前日にもう済ませていたので、ブログを更新し終わった後、服を着替えて7時前に部屋を出ると、キッチンでチヒロが何か料理中だった。

そしてアンドリュー君が7時過ぎに出発した後(僕が3泊させてもらっていたのは彼が事務所として使っている部屋だった。本当にありがたかった)、チヒロが僕のためにご飯を炊いて、納豆と具だくさんの味噌汁を作って食べさせてくれた。ご飯は三重県松阪市に住む彼女のお父さんの田んぼで穫れた新米だそうで、本当に美味しかった。「たった3日日本を離れただけで、これほど納豆ごはんが美味しいなんて!」と感動するとともに、そんなことでこの先のニュージーランド一人旅中の食生活に耐えられるのかと早くも不安になった(笑)。本当は生卵も欲しかったけど、ニュージーランドでは卵を生で食べるのはやめた方がいいと言われた。そうなんや…。



ご飯を食べたらすぐにも出発したかったのだが、今朝更新したばかりのブログが、チヒロのパソコンで見るとおかしいのがわかった。左のサイドバーがまったく表示されないのだ。原因はだいたい想像がついたのだが、日本から持ってきてチヒロの家でずっと使わせてもらってきたFONルーターをもうバッグに入れて自転車に積んでしまっていたので、無線LANなしで修正しようとしたら、まあこれが遅くて遅くて使い物にならず(チヒロの家は僕の自宅のソフトバンクの電波がそうであるように、ボーダフォンの電波が超不安定)、直すのに時間がかかったせいで出発がすっかり遅れ、9時半過ぎになってしまった。


チヒロが撮った僕の動画「大事な忘れ物編」 VT: http://twitvideo.jp/03b3J


チヒロが撮った僕の動画「今度こそ出発編」 VT: http://twitvideo.jp/03b3Z


出発後、いきなりひどい道間違いをした。初日は昨日も一昨日も通ったメモリアル・アベニューに出て空港の方を目指し、ルート1(いわば国道1号線)まで来たら、あとは85kmほど南のアッシュバートンの町までひたすら同じ道を南下するだけなのに、あろうことか(いや僕にはよくあることだが)、メモリアル・アベニューを空港とは反対方向の、大聖堂などがある市の中心部の方に向かって走ってしまったのだ。チヒロをこれを読んだら「そんなアホな!」と呆れるだろうが(昨日は現在地しか報告してなかった)、僕はずっと市の中心部と空港が同じ方向だと思い込んでいたのだ。

前日も来たハグレーパークを過ぎたあたりでさすがにおかしいと気がつき、地図を眺めていたら、さっそくヘルメットを被ってMTBに乗った通勤途中のニュージーランド人女性(こっちではまったく珍しくない姿)が、「どこに行きたいの?」と親切に声をかけてきてくれた(ニュージーランド人はたいていみんなフレンドリーで親切だ)。「空港の方に向かっていって、ルート1でアッシュバートンまで行きたいんです」と言うと、「あなた、まるっきり逆方向だわ!」と言われ、あらためてクライストチャーチの詳しい地図を見て、ようやく自分が今までとんでもない勘違いをしていたことを理解した。

ダニーデン出身だと言うその女性にお礼を言うと彼女から握手を求めてきて、その後は僕の肩を叩きながら「会えてよかったわ、頑張ってね!旅の幸運を祈ってるわ!」などと僕を励ましながら、さっそうとMTBに乗って去っていった。彼女はたぶん僕と同年代だったと思うが、日本人は若く見られるのでひょっとしたら向こうは僕のことを「Young Man」だと思っていたかもしれない(笑)。そんな感じの接し方だった。

メモリアル・アベニューを来た方向に戻りながら、チヒロの家の近所まで来た時は、もし今チヒロに見られたらまた大笑いされるやろなと思った(今ごろ香港でこれを読んで大笑いしてるだろう)。

ルート1まで来ればあとはもうひたすら同じ道を80kmほど南下するだけなので間違いようがない。今日のコースは「ずっと平坦だけど両側に牧場と時折田舎町がある以外は何もないし、車が多くてみんなバンバン飛ばしてるから楽しくないよ」とアンドリュー君が言っていた通り、本当に楽しくない道だった。ニュージーランド郊外の道はたいてい制限速度が100kmなのでみんなおそらくそれ以上のスピードを出して走っている。道幅が広いので怖いとまでは思わないけど、音のうるささには本当に辟易したし、大型トラックから受ける風圧もなかなかのものだった。

景色はと言えば、これがまあ北海道の内陸部に実にそっくりで、牛より羊の方が圧倒的に多いだけといった感じだった(ちなみに北海道で肉料理と言えばジンギスカンだけど、あの肉はほとんどがニュージーランド産で、北海道中走っても羊などほとんど見ない)。

間抜けにも日本に忘れてきてしまったサイクロコンピュータを買うために自転車屋に行きたかったので、途中で通るホーンビーの町にある、アンドリュー君が調べてくれた「Bicycle Business」という自転車屋に立ち寄ると、メイド・イン・オオサカのキャットアイ製サイコンがたくさんあったので一瞬喜んだのだが、なぜかキャットアイ製はワイヤレスタイプが全くなく、「シティにあるウチの店まで行けば君のと同じやつの在庫があるぞ」と言われて地図を見せてもらったら「シティ」とはクライストチャーチのことだったので、「クライストチャーチから来たので戻りたくないんだ」と言うと、「じゃあこれからアッシュバートンの方に行くのか?」と聞くので、「そう、今夜はアッシュバートンに泊まる」と言ったら、その店長のキースさんがわざわざアッシュバートンの自転車屋の電話番号を調べて自分で電話をかけてくれ、僕のサイコンの型番を伝えて在庫があるのを確認し、「今ウチにいる旅行者が買いに行くから取っておいてくれ」と頼んでくれ、「よかったな、これで明日の朝から使えるぞ。旅の幸運を祈ってるよ!」と握手を求めてきた。キースさん、本当にありがとう!

出発してからまだ10数キロしか走ってないのに早くも2人のニュージーランド人から親切にされ、握手して別れた。やはり旅は出会いだ!

ホーンビーの自転車屋「Bicycle Business」



羊が1匹、羊が2匹、羊が3匹と数えていたら、
本当に眠くなった。寝不足のせいだ。



ダンサンデルという町に東屋(?)があったので、ここのベンチでチヒロが持たせてくれた弁当を食べることにした。といっても、その前に食べた、チヒロがツアーガイド時代にハイキングツアーによく持っていったというNZ製の高カロリーの甘いお菓子の腹持ちがあまりにも良すぎてまったく腹が減っていなかったので、早く食べないといけないと思っていたサンドイッチだけ食べることにした。なぜ早く食べないといけないかというと、バッグの中でぐちゃぐちゃにつぶれてる可能性が高いと思ったからだ。結果は案の定だった(笑)。まあ美味しかったけどね。

僕が今日見たNZの風景は、北海道にそっくりだった。



ダンサンデルの東屋とつぶれたサンドイッチ



自転車屋のキースさんには17時までにはアッシュバートンまでたどり着けるだろうと言っていたのだが、南西の風と日本よりも目の荒い舗装に苦しめられて、ド平坦コースでもかなり脚にきてしまい、17時までにアッシュバートンに着けない可能性が高くなった。20時半頃まで外が明るいのはわかってるので日没の心配はしなくてもよいのだが、なにせニュージーランドでは17時になったら店が閉まると思っておくようにとチヒロ達から何度も聞いていたので、キースさんに申し訳ない気がしてちょっと情けなくなった。

それでも無理なものはしょうがないので、ラカイアではガソリンスタンドの中のコンビニ(ニュージーランドのガソリンスタンドの中にはたいていある)で15分ほど休憩した。気温は21℃ほどで、湿度も日本より低いのに、自分でも不思議なほどこの日は喉が乾いた。チヒロの家の水道水(ニュージーランドの水道水は安心して飲める)を3リットル積んで持ってきたのにだんだん不安になってきたので、ここで1リットル買い足した(3.50NZドル)。

何十kmにもわたって道路の両側にたくさん咲いていた黄色い花。
花の名前はチヒロからのコメントに期待しよう。



けっきょく、アッシュバートンに着いたのは18時を過ぎた頃だった。キャンプ装備で長い距離を走るのは8月以来だし、9月の沖縄旅以降は他の自転車でも長い距離を走っていなかったので、本当にきつかった。走行距離は最初のコースミスを入れると95kmくらいだったと思うが…。

この日の宿の「Coronation Park」は、ニュージーランドのあちこちにたくさんある「ホリデイパーク」で、これはモーテルやオートキャンプ場や小屋、テントサイトなどが集まったいわば複合アコモデーション(宿泊場所)施設。ここで一番安いテントサイトに泊まったが、15.5NZドルと思ったより高かった。もちろんキッチン(冷蔵庫やオーブンまである)、トイレ、シャワー、洗濯機(有料)などは他の利用者と同じように自由に使えるんだけどね。期待した無線LANはあったが無料ではなく、3時間で14ドルだった。お金を払うとユーザーIDとパスワードの書いた紙切れをくれる。この日はソフトバンクの海外パケ放題をすでに利用していたので迷ったが、いくらボーダフォンの電波が使い放題でも田舎町では3Gが入らず、写真のアップができないことが今日わかったので、仕方なく無線LAN代も払うことにした。




晩飯はチヒロが持たせてくれたおにぎり。これも最高だった!
やっぱ日本人はおにぎりでしょ!


僕がテントサイトでテントを張り終えたとたんに雨が降ってきたので「初日から雨かよ…」と暗澹たる気持ちになったが、幸い1時間くらいで止んでくれた。キッチンの中でチヒロとアンドリューとケイトの3人を心配させないよう英語でメールを書いて送り終わったところで、このホリデイパークにもう3年も住んでるという、オークランド近くの出身のサイモン君が声をかけてきた。メル・ギブソンの若い頃の映画のDVDを今日借りてきたから、ビールでも飲みながら一緒に見ないかと誘うので、メル・ギブソンの映画は見たくなかったけどビールは飲みたいので(ホリデイパーク内の部屋がどんな感じか見たかったのが一番の理由)、適当なところで切り上げるつもりでついて行った。



サイモン君は僕のことを20代だと思っていたようで(笑)、僕が43歳だと知って心底驚いていたが、僕の方は彼を40代だと思っていたら、まだ36歳だった。今はこの近くで羊毛を刈る仕事をしているという。今までに世界10数カ国を旅したけど日本にはまだ一度も行ったことがなく、一番近いオーストラリアに至っては空港内にたった2時間滞在したことがあるだけだと言っていた。

彼の部屋でビール2本(NZビールではなくデンマークビール、彼の飲んでいたワインもNZワインではなくオーストラリアワインだった)と、彼が買ってきた不味い中華料理を頂いてから、22時前にそろそろシャワーを浴びて寝るからと言って部屋を出てテントに戻った。

テントに戻った後は下書き保存しておいたテキストと写真をツイッターにアップして、23時半くらいに寝た。

予想以上に苦労してアッシュバートンにたどり着いた。
アッシュバートンの町にたどり着いた。

コメント

お疲れ様です。

お疲れ様です。

このあとマウントクック方面に向かわれるのでしょうか?

空気が乾燥しているし、南半球の方がオゾンホールが大きくって紫外線もきっと強いのではないでしょうか?

日焼けとのどの渇きは注意しないといけませんね。

引き続きお気をつけて。

まだしばらく長崎におります。

良い旅を!

ついにスタートですね。
しかし動画爆笑ですwww
チヒロさんのコメントがうける(爆)

さて、次はどこに!なにを忘れるのでしょうか?
期待はしてますがパスポートと財布だけは無くさんで下さいね♪

すばらしい♪

まさかの海外だったんですね。
最初はびっくりしました。

それと忘れ物ネタはウケました。お茶こぼしそうにw
これからの道中のレポートを楽しみにしています。

そして、旅の成功を祈っております。

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Author:天五
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1967年滋賀県長浜市生まれ。05年11月、38歳で健康のためにクロスバイクを買ってサイクリングを始めるや自転車の魅力にのめりこみ、06年3月にはロードバイク、07年5月にはマウンテンバイクも購入。「速くなくてもいい、ただ遠くへ行きたい」をモットーに、ツーリングやポタリングを楽しむ日々を送っている。高校卒業後、1986年4月~2011年5月に渡る24年2カ月の大阪生活を終え、6月1日より長浜市民に戻ったばかり。

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