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ニュージーランド長期ツーリング<15日目 クロムウェルでいろいろ編>

クライストチャーチ在住の女性サイクリスト・アマンダちゃん
重さ約30kgの荷物を積んだトレーラーを引いて旅を続ける、
クライストチャーチ在住のニュージーランド人、アマンダちゃん。

(写真をクリックしていただくと、拡大画像をご覧いただけます。)
目が覚めたのは6時半頃だった。最近はベッドの上でも寝袋の中でも同じくらいよく眠れる。北海道を旅していた時は毎日寝不足だったが、ニュージーランドで寝不足になったのはチヒロの家で3泊していた最初の頃だけだ。起きてからまた仰向けのまま、Wi-Fiで前日の写真をツイッターにアップし始めた。

テントの中でツイッターを更新しながらも、昨夜僕より先にこのキャンプ場に来てテントを張っていたサイクリストが起きてくるのをずっと待っていた。どこの国の、どんなサイクリストなんだろうとワクワクしていると(僕は5mくらい離れた場所にテントを張っていた)、ファスナーを開けて中から人が出てくる音がしたので、僕もテントのファスナーを開けて顔を出すと、相手はなんと若い女の子だった。クライストチャーチ在住の27歳の女性で、名前はアマンダちゃん。「ちゃん」付けしたいほど若く見えるし(最初は10代かと思った)、すごく明るくてかわいい女の子だ。ブログもやっている。 http://bit.ly/cYhMkJ

アマンダちゃんは3カ月前に買ったばかりのロードバイクで重さ約30kgの荷物をトレーラーに積んで旅をしている。1日の移動距離は僕よりもっと少ないが、彼女はこのトレーラーを引きながら標高965mのリンディス峠を越えたというではないか!すごい!



アマンダちゃんは僕の英語力にお構いなしでしゃべりまくるので何を言ってるのか半分くらいしかわからなかったが、旅の期間は5カ月になるか8カ月になるかわからないし、もしかしたらその間に少しアルバイトするかもしれないみたいなことを言っていた…ように思う。僕が函館で知り合った大阪のランドナー乗りのニャンチュウ君みたいな旅のスタイルか。

アマンダちゃんの重さ3kgのテントはでかくて中も広々! なんと普段家で使ってる枕まで持ってきていた。「でもこのテントは完全防水じゃないから雨が降り続くと大変なの」とのこと。




僕は最初から連泊するつもりだったので、アマンダちゃんを見送りたくて彼女の出発準備が整うのを待っていたのだが、僕も出発準備には時間がかかる方だけど、彼女はやはり女の子だからか、もっと時間をかけてゆっくりやっていた。たぶん夜にもシャワーは浴びてると思うのだが、朝にもシャワーを浴びていた。

そして10時20分、ようやくアマンダちゃんの出発準備が完了し、「必ずまた会えると思うわ」と言い残して出発していった。彼女の言うとおり、僕も必ずまたどこかで彼女に会えると思っている。それは運命でも偶然でもなく、町と町の間に基本的に道が一本しかなかったり、宿泊場所も安いところばかり探して泊まるから、自転車旅をしている者同士は必然的に出会いやすくなっているからだ。現に彼女は僕がおととい会った日本人のタツローさんや、昨日会ったカナダ人のルパート君ともすでに会っていた(僕のiPhoneで二人の写真を見ながら、今頃彼らはどこにいるだろうと話した)。



アマンダちゃんが出発した後、まずは洗濯することにして、洗濯しながらおとといの分の日記を書き、お昼を過ぎてからようやくブログにアップすることができた。

その後はこの町のショッピングモールにあるという自転車屋に行ってみることにした。実はリアディレイラーの調子がスタート当初から悪いのだ。下りの時に足を止めると「ウィーン」という大きな異音がしてチェーンがたるむ。そんなことは自転車歴5年で初めてのことだ。おまけに昨日からはフロントギアをミドルに入れた状態で強く踏むと(立ち漕ぎまでいかなくても坂道で力を入れただけで)、後ろがガチャガチャガチャガチャ勝手に変速されてしまい使い物にならなくなってしまったのだ…。ミドルを使わなければ問題ないのだが、一見平坦に見えるコースでも細かなアップダウンが多く、また舗装の目が粗いため、アウターだけで走るのはなかなか厳しいものがある。

クロムウェルの自転車屋に来てみると、それはそれは立派なプロショップだった。この国では基本的にみんなスポーツバイクに乗っているので、日本のようにシティサイクル専門店とスポーツバイク専門店とに別れていたりしないのだが、それでもこの店はホーンビーやアッシュバートンの自転車屋よりもさらに立派だった。




中に入ると、接客担当の店長と思しき太ったおじさんと(誰かに似てると思ったら俳優のダニー・アイエロにちょっと似ていた)、店長より少し若い、メカニック担当のいかにも普段からよく乗ってそうなスキンヘッドの人の2人でやっていた。「日本から来てニュージーランドを旅してるんですが、リアディレイラーの調子が悪くて…」と切り出したものの、英語で自転車の症状を説明するのがなかなか難しい。普段日本人同士でなにげなく使ってるパーツの名称や自転車用語もひょっとしたら全部和製英語かもしれないという気がしてくるし、実際向こうの言ってることも自転車用語が出てくるたびにわからなくなった(普通は逆だろうと思われるかもしれないが…)。ああ、クライストチャーチにいた時に同じ症状が出ていれば、アンドリュー君の通訳付きで自転車屋に行けたんだけどなぁ…。それでもミドルギアを指さして歯がかなり減っていると言われたのはわかった。これは出発前から行きつけのショップで指摘されてはいたのだが、直前だったので間に合わなかったのだ。

けっきょく、ちゃんと見といてやるから明日の朝取りに来いと言われた。店を訪ねたのが14時を過ぎていたし、こちらの自転車屋はだいたい17時には閉まるので(スーパーマーケットや飲食店以外はほとんどそう)、仕方ないかと思い店を出て、しばらくショッピングモールの中をうろうろ散策していた。

クロムウェルのショッピングモールの駐輪場でサイドバッグを付けた自転車を2台発見したが、絶対ニュージーランド人ではないと思う。アマンダちゃんがフランス人のサイクリスト夫婦に会ったと言っていたけど、これがその二人の自転車だろうか?


今日の昼ごはんはまたまたサンドイッチ。


つ、ついに! 酒屋で夢にまで見たウィスキーをゲット! 日本では見たことのない1125ml入りのボトルに入ったジムビームが38.99NZDだった。


自転車屋の後、帰りにスーパーで買い物して帰るつもりだったのだが、よく考えたらキャンプ場までスーパーの袋を提げて歩いて帰るにはやや遠すぎる距離だったのでどうしようかと悩んでいたら、自転車屋のスキンヘッドの人とたまたま会い、「ちょうど良かった。直ったからもう取りに来てもいいよ」と思わぬ言葉! 一緒に歩いて店まで行く間、何をどう調整したのか説明してくれたが、半分以上わからず(この人の英語は特にわかりにくかった)、フロントギアが緩んでたのを締め直したと言っているのだけはわかった。ただ、店長に30NZD支払って店を出た時は良かったのだが、2つの問題のうちの一つが残念ながら解消されていなかった。下りで足を停めるとチェーンが緩むのは直ったのだが、フロントギアをミドルに入れてペダルを強く踏むと後ろが勝手にガチャガチャ変則される問題が直っていない。それでも「もういいや、きっと俺の英語の説明が悪かったんだろう。ミドルギアの磨耗が激しいのは自分で見てもわかるし、もう諦めてクライストチャーチに戻るまではアウターとインナーだけでいこう」と思い(ちょっと情けないが、もう一度店に預けて明日もクロムウェル泊まりになったりするよりは少しでも先に進んだ方がいい)、そのままスーパーに買い出しに行くことにした。

ニュージーランドのスーパーマーケットはナッツ類も非常に豊富だ。


今日の晩ごはんのメインディッシュは、たった2.05NZDで買ったビーフステーキ。固くて食えないということはなかった。ちゃんと食えた。



今夜テントサイトに泊まるのは僕の他にもう一組だけ(昨夜はアマンダちゃんと僕だけだった)。台湾から先月ワーキングホリデーで来たばかりの若者二人で、明日からワイン農園でバイトするんだとか。一人は僕より英語が得意だが、もう一人はほとんどしゃべれない感じだった(そんなんで大丈夫なんだろうか?)。英語が得意な方の彼とはけっこうたくさん話をした。台湾ではサイクリストがすごく多いから(そりゃ今やヨーロッパの有名ブランドもほとんど台湾で生産してる世界一のスポーツバイク生産国だもんね)、ぜひ来るといいよと言っていた。他にはニュージーランドの物価の話。台湾人にとってはニュージーランドは全ての物が高いとのことだった。

キッチンでビールを飲んでいたら、ニュージーランド人のおじいちゃんにいきなり「You made it!」と肩を叩かれたので、何のことかと思ったら、「昨日、あんたがリンディス峠を上ってるのを見たんだよ。あそこを越えてここまで来るなんてたいしたもんだ」と誉められたのでちょっとうれしかった(笑)。ニュージーランド人は本当にみんなフレンドリーだ。

夕食後は談話室みたいな部屋で22時頃まで昨日の日記を書いて、ようやくブログにアップできた。1日でも日記を貯めてしまうと後が大変なのに、2日も貯めてしまったのでもっと大変だった。まあアマンダちゃんくらいの字数で写真も一枚だけにすれば何の苦労もないのだが、僕は写真もたくさん載せたいし、書きたいと思ったことは残さず書きたい。それが僕の性分なんだからしょうがない。とはいえ、「これだけ通信環境が悪いと今後もこの分量で続けていくのはやはり並大抵のことじゃないなぁ…」と毎日悩んでいる。

テントサイトに戻ると、いつの間にかもう一つテントが張られていた。しかも自転車が2台、テントの横に停めてあるではないか。さらにまたトレーラーも…。もう寝てしまったようなので挨拶するのは明日の朝しかない。さて次はどこの国のどんな人だろうかとまたワクワクしながら、23時半くらいに寝た。

クロムウェルの自転車ショップにて
クロムウェルの自転車ショップにて

コメント

メカトラブル

英語で通じなければ、天五さんの自転車を指差して"Try riding my bike!"って言ってから、"Shift change!"とか言えば何とかなりますよ。

曖昧なままで終わらせてしまうのが日本人の悪い癖…自分も海外ではたびたびそんな目に遭ってますから、とことん伝えたいことは伝わるまでコミュニケーションとるのが後々問題なく進みますからね。

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Author:天五
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1967年滋賀県長浜市生まれ。05年11月、38歳で健康のためにクロスバイクを買ってサイクリングを始めるや自転車の魅力にのめりこみ、06年3月にはロードバイク、07年5月にはマウンテンバイクも購入。「速くなくてもいい、ただ遠くへ行きたい」をモットーに、ツーリングやポタリングを楽しむ日々を送っている。高校卒業後、1986年4月~2011年5月に渡る24年2カ月の大阪生活を終え、6月1日より長浜市民に戻ったばかり。

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