TOP画面 ただ自転車通勤のためでなく ニュージーランド長期ツーリング<16日目 クロムウェル~オマカウ編>

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ニュージーランド長期ツーリング<16日目 クロムウェル~オマカウ編>

スペイン人のラファン君とイザベルちゃん
スペイン人カップルのラファンとイザベル

(写真をクリックしていただくと、拡大画像をご覧いただけます。)
今朝は6時半くらいに目が覚めた。7時に食堂に行くと、昨日仲良くなった台湾人の2人は7時半に出発するんだと言って早くも朝食を食べ終えていた。僕が前夜会えなかったテントサイトのサイクリスト2人に会ったかと訊くと、スペイン人のカップルだったという。「しばらくの間ずっと南島を旅して、その後で北島に行くと言ってたよ」。おお、それなら僕と同じじゃないか。早く起きて来ないかなと思いながら朝食を食べた。もちろん朝食はいつものトーストだ(笑)。粉末の野菜スープも飲んだらすごく美味しかった。あと、ビタミン摂取のためにほとんど毎日食べてるリンゴ。そういえば台湾人の彼は僕が「ニュージーランドはリンゴが安い」と言ったら、「台湾はもっと安いよ」と笑ってたなぁ。

今朝の朝ごはん


昨日買ったバーボンをアルミボトルとプラスティパスのウォーターキャリーに移し替え、瓶はホリデイパークのゴミ箱に捨てた。


朝食を食べ終えた後、キッチンの外に出てしばらくWi-Fiに接続してから(中ではどうしても入らなかった)キッチンに戻ると、スペイン語をしゃべるカップルが朝食の準備中だった。しかも典型的なスペイン美人といった感じの彼女の方は太腿も露わな丈の短いレーサーパンツを履いているので、間違いなくこの二人だと思い、「テントを張ってるサイクリストの2人は君たちだよね?」と話しかけた。聞くと彼らが昨夜遅くこのホリデイパークに来たのは、おとといの僕と同じくオマラマからリンディス峠とクルーデン・ヒルを越えてこのクロムウェルまで来たからだった。やっとの思いでタラスの町にたどり着いたらタラスが超ド田舎で、店は閉まってるわ、泊まるところはないわで、仕方なくヘトヘトになりながらクロムウェルまで来たというのも僕とまったく同じだったのでお互い笑った。


彼らは夫婦ではなく恋人同士で、彼氏の名前はラファン、彼女の名前はイザベルという。アマンダちゃんと同じようなトレーラーを引いてるのは、ラファンではなくイザベルの方だった(やったことないのでわからないけど、トレーラーを引く方が絶対しんどいと思うんだけどなぁ…)。「横風が強いとトレーラーが振られて本当に大変なの」と言っていた。ちょっと持ち上げてみたけど、荷物だけで30kgはあると言っていたアマンダちゃんのトレーラーと同じくらいの重さで、しかも彼女の自転車(たぶんクロスバイク)はホイールが24インチだ。ちょっとぽっちゃり体型だったアマンダちゃんと違ってイザベルはアスリートそのものみたいな身体つきをしていたし、なんと言っても山岳ステージに強いスペイン人でもあるので(笑)、僕よりよっぽど上りが強いとは思うけど、このトレーラーを引いてオマラマからクロムウェルまで一日で走ってきたなんて本当にすごい…。

出発準備中のラファンとイザベル



ラファンとイザベルの2人といろいろしゃべってたら出発が遅くなり、10時過ぎにようやくクロムウェルを出て、まずは23km先のクライドの町を目指した。ルートは前々日に引き続き80号線だ。



11時半頃、約23km走ってクライドに到着した(下の2枚目の写真はクライドダム)。クライドはとても小さな町だった。



昼ごはんは大きな桜の木の下でスーパーマーケットで買ったサンドイッチを食べた。毎日サンドイッチを食べてる気がするが、北海道旅でも毎日コンビニのおにぎりを食べてたから似たようなもんだ。それにニュージーランドのサンドイッチは美味しい。


このクライドという小さな町のあちこちに「BIKE HIRE」の文字が書かれた看板が目に付き、ガソリンスタンドにMTBが15台くらい並んでいたりしたが、それはこのクライドがニュージーランドのサイクリストの間では非常に有名なOtago Central Rail Trailという、廃線跡を利用した全長150kmにも及ぶ、サイクリング、トレッキング、ホーストレッキング専用道の起点となる町だからだ。実質的にはほとんどの利用者が自転車のため、サイクリングロードといってもいいのだが、舗装はされておらず、なんとすべてダート! 150kmのダートの自転車道なんて、日本じゃちょっと考えられないスケールだ。ただ僕の自転車には約25kgもの荷物が載っている。例のガイド本「PEDALLER'S PARADISE」にも過積載の自転車では走るなと書いてある。自転車自体はMTBでも、振動でリアキャリアがまた破損したらどうしよう…。

そして13時半頃、入口にあるレセプションセンターでパンフレットをもらい、いよいよOtago Central Rail Trailに入った。



正直、MTBを買って3年以上になるが、本来のMTBらしい使い方なんてほとんどしてこなかったし、イージーなダートと聞いていたけど、僕にとってみれば相当なガタガタ道で、荷物満載で走るには実際かなり辛い道だった。しかも景色が良いと聞いていたわりにはニュージーランド中どこにでもある景色で、今日初めてニュージーランドに来たんならともかく、もっとすごい景色をたくさん見てきた後だけに、こんな単調な景色のガタガタ道が150kmも続くのかと思うと、本当にぞっとした。元々アンドリュー君に勧められた道だったが、彼には悪いけど、「アンドリューは自転車で旅をしたことがないから車が通らないという理由だけでこんな悪路を勧めるんだ。並行してる85号線の交通量なんて大阪の10分の1以下じゃないか。僕なら絶対こんな道は人に勧めないのに…」と思いながら走っていた(※あくまでこの日走った区間の感想です)。



時々現れるこの車止めが4サイドバッグ装備では非常に面倒だった。


クライド~オマカウ間には途中に休憩できる店もあった。


昔の駅舎も残してあり、北海道の無人駅によく似ていた。



ギャロウェイの駅舎で休憩してたら、ニュージーランドの首都ウェリントン(北島)から来たというアッシュ君がやって来た。彼もここは初めてだそうで、僕が「ちょっと退屈だよね」と言うと、彼も「うん、確かに退屈だね」と同意してくれた。彼とはこの後、何度も何度も会うことになる。


こんな道が延々続き、MTBでも荷物満載なのできつい。たまに羊が柵の外に…。



景色が悪いわけではないが、ニュージーランドでは全然珍しくない景色ばかりだった。



やっと今夜泊まろうと思っていたオマカウの町営キャンプ場に到着したのが17時30分頃だっただろうか…。入口のところに「OFFICE」と書いた小さな看板があったが、矢印の方に進んでも建物などなく、そのままキャンプ場の外に出てしまったので、近所のおじいさんに「キャンプ場のオフィスはどこにあるんでしょう?」と尋ねると、「入口のところにバスがあっただろう」と言われ、「バス???」と思ったが、もう一度中に入ると確かに入口の横にバスが1台あり、管理人の老夫婦がそのバスの中におられた。



奥さんがドアのところまで出てきて「いらっしゃい。さっき前を通り過ぎていったでしょ」と言われたので、「ええ、バスがオフィスだなんて思わなかったもんで…(笑)」と答えた。テントサイトの料金を聞くと10NZDとホリデイパークの半額近かったが、長時間ダートの道を走り続けて疲れていた上に時間もけっこう遅くなってしまったので、150mくらい先に見えるキャビンの料金を聞いたら15NZDとのこと。たった5NZD(約310円)の差でめんどくさいテントの設営と撤収をしなくてもよいのだから、あっさりキャビンに泊まることに決めた。毛布も掛け布団もなしで寝袋がいるけどね。



このキャンプ場の料金表。


町営で料金も安いキャンプ場だが、キッチンは広くて設備も充実してるし、シャワー、トイレ、洗濯機も使えて、ホリデイパークの半額くらいの値段というのは大変お得である。唯一の難点は、Wi-Fiとは無縁の世界だということだった。はぁ、また日記の更新が貯まってしまう…。


すぐ裏に羊牧場があり、中になぜかラグビーのゴールポストが立ってたので元はグラウンドだったんだろうか?


オマカウはド田舎の小さな町だが、幸いスーパーマーケットはあった。


晩ごはんは缶入り野菜シチューと残り物のパスタを一緒にして食べた。



この日は缶ビールを6本買って(小さな町では1本ずつ買うとやたら高かったりする)、6本とも全部飲んでしまった。飲み過ぎやっちゅうねん…。キャビンの中はテントと違ってコンセントもあるので、iPhoneで久しぶりに音を出して音楽を聴きながら、ツイッターの下書き保存をしているうちに眠くなり、23時過ぎに寝た。

150kmのダートが延々続くOtago Central Rail Trail。
みんな3~4日かけて走破するのが普通だ。

150kmのダートが延々続く

コメント

ダート

確かにダートが何百キロと続くのは憂鬱です。アラスカの北極圏に続くダルトンハイウェイは400キロ近くダートでしたから…。

その後メカトラブルはありませんか?

食糧のストックが切れないようにこまめに買い置きは必要ですよね。

ビタミンミネラルが不足しないよう、ドライフルーツやナッツ、フリーズドライの野菜なんかも利用してみてください。

疑問

ダートが続く原野でアイフォンの充電はどうやっているのでしょう?
キャンプ場で充電しているのでしょうか?
レスができないようなので、また帰ってきたらいろいろ教えてくださいね~(^^ゞ

景色が日本離れしているので(あ、離れているか( ̄m ̄〃)ぷぷっ!)
写真を見ていて楽しいです。
そしてレポも読んでいてとても楽しいです。

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Author:天五
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1967年滋賀県長浜市生まれ。05年11月、38歳で健康のためにクロスバイクを買ってサイクリングを始めるや自転車の魅力にのめりこみ、06年3月にはロードバイク、07年5月にはマウンテンバイクも購入。「速くなくてもいい、ただ遠くへ行きたい」をモットーに、ツーリングやポタリングを楽しむ日々を送っている。高校卒業後、1986年4月~2011年5月に渡る24年2カ月の大阪生活を終え、6月1日より長浜市民に戻ったばかり。

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