TOP画面 ただ自転車通勤のためでなく ニュージーランド長期ツーリング<19日目 ミドルマーチ~ダニーデン編>

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ニュージーランド長期ツーリング<19日目 ミドルマーチ~ダニーデン編>

タイエリ峡谷鉄道
観光列車の「タイエリ峡谷鉄道」で、ニュージーランドに来て初めての輪行を経験した。

(写真をクリックしていただくと、拡大画像をご覧いただけます。)
目が覚めたのは5時半頃だっただろうか。今日は自転車には乗らず、ミドルマーチ駅から金曜日と土曜日の週に2回出るダニーデン行きの観光列車「タイエリ峡谷鉄道」に乗る。すごく景色が良いらしく、前日ダニーデンからプカランギまでこれに乗ってやって来たというリッカード&フリーダのスウェーデン人親子もすごく良かったと言っていた。ニュージーランドに来て初めての輪行だ。

朝ごはんは韓国のインスタントラーメン。昨日の朝、いつものようにトーストを食べようとしたらパンにカビが生えてるのを発見し、腐る前に食べきれないのでもう食パンを買うのはやめることにした。とは言え、毎朝インスタントラーメンというわけにもいかないが…。


昔の列車の車両を利用したキッチン。調理器具もひと通り全部揃ってる。



列車の時間は13時なのに今朝は珍しく8時35分に出発準備が完了した。ミドルマーチからダニーデンまでは「too many hills」と誰かが言っていたが、それでも余裕で自走できそうな時間だった。でもやっぱり輪行することにした。たぶん景色はいつもとそう変わらないだろうし、海外での輪行も良い経験になるだろう。それに普通の電車ではなく、観光列車だしね。


リッカードさんとフリーダちゃんの親子が10時過ぎにOtago Central Rail Trailの旅に向けて出発していくのを見送った。ここミドルマーチからだと70数kmは上りが続く。前夜は小雨が降っていたが、今朝はすっかり天気が良くなっていた。ひと雨降ったことで砂埃も減って、彼らの自転車やバッグは僕よりは汚れなくて済むんじゃないだろうか。


ニュージーランドの列車は基本的にどれも観光列車のため予約が必要なのだが、キャンプ場のオフィスからでも予約できるというのでお願いした。61NZDという料金にはかなり怯んだが、自転車と荷物の持ち込みは無料だとのことだった。


「Taieri Gorge Railway」のパンフレット。


この観光列車の運行表。週に2日、1日1本しか走らない電車なんて日本にはちょっとないだろうな…。


キャンプ場のオフィスにいた2匹の犬がものすごくかわいかった。あとびっくりしたのは、前日買い物した店の店長(ツール・ド・沖縄2回出場の経験を持つアマチュアレーサー)が、このキャンプ場のオフィスにいる女性と夫婦であることだった。


キャンプ場のオフィスで列車を予約したのが10時。駅が12時まで開かないというので「さて、どこで時間をつぶそうかな?」と言うと、「よかったらウチのTVルームを使っていいわよ」と言ってくれたので、お言葉に甘えてキャンプ場のTVルームで時間をつぶすことにした。テレビは見ないが、コンセントが使えるのがうれしい。ちなみにニュージーランドのキャンプ場は2種類あって、ひとつはホリデイパークやここのような、モーテルやキャビンやオートキャンプ場が同じ敷地内にある複合アコモデーション施設、もうひとつは僕がプカキ湖で泊まったような、テントサイトのみで水道とトイレだけはある本物のキャンパー向けのキャンプ場だ。複合型施設の前者にはTVルームとかダイニングルームが必ずといっていいほどある。


出発1時間前の12時にミドルマーチ駅にやって来ると、ここミドルマーチ駅からタイエリ峡谷鉄道に乗るのはどうやらOtago Central Rail Trailを走り終えた人がほとんどのようで、Rail Trailで見かけた人達や、今朝ミドルマーチにゴールしたばかりの人達の姿が駅前のカフェや駅の周りにたくさんあった。

列車の到着を待つ間に2NZDのホットドッグ?を食べた。



列車が12時半頃に到着した。自転車は貨物車両に乗せるのだが、サイドバッグ類を付けたまま乗せられるのかと思ってたら違って、バッグ類を全部外す必要があった。てっきりホームと車両とを渡すスロープでも付けてくれるのかと思ってたら何もなく、バッグ類を外さないことには自転車を持ち上げることができないからだ。また、客の荷物を貨物車両に積み込んでいるのは女性二人だった。こういう仕事はてっきりラグビー選手みたいな大男がやるんだろうと思っていたが、僕の自転車以外にも他の乗客のスーツケースなどを次々に貨物車両に乗せていた(列車が走りだした後はこの女性たちは車内販売もしていた)。


列車から降りてくる乗客のほとんどはこの町で自転車を借りてミドルマーチからRail Trailをスタートするのだが、中にはやはり自分の自転車を持ってくる人達もいる。下の写真の3人はアメリカ人で、もう午後だというのにRail Trailをたった2日で走破する予定だというではないか! ピンクのジャージの女性なんか完全におばあちゃんだったのに…。



僕が列車に乗り込んだのは早い方だったのだが、それでも13時ちょっと前で、どう見ても13時ちょうどに出発しそうな感じはしなかった。外国の電車は時間通りに来ないのが当たり前と昔からよく耳にするが、実際のんびりしていた。映画「オリエント急行殺人事件」みたいなレトロな客車に乗り込むと、同じ車両だけでも僕がRail Trailで言葉を交わした人が5人もいて、お互い「あらまあ!あなたもこの車両?」という感じで、みんな150kmのオール未舗装の自転車道を走りきった仲間同士だから、早くも和気あいあいとしていた。自転車って本当にいいなと心から思った。



そして列車がスタートすると、タイエリ峡谷の素晴らしい景色に圧倒された!



駅じゃない場所に停車して降りたりもできる。



スナックバーのある車両もあって(この車両だけレトロじゃない)、ビールやワインも買って飲むことができる。


10分遅れくらいでミドルマーチ駅を出発したタイエリ峡谷鉄道は、15時半頃にダニーデン駅に到着した。後半はニュージーランドではありふれた景色だったので寝ていたけど、前半の景色は本当に素晴らしく、61NZDという料金も近鉄特急で上本町から伊勢志摩に行くよりコストパフォーマンスが良いように思えた。ダニーデン駅のホームの時計が2つとも停まっていたのには驚いたけど…(駅の時計が停まってるなんて日本ではちょっと考えられない)。



改札はなく、そのままダニーデン駅の外に出たが、外からダニーデン駅を見ると宮殿みたいな駅舎だったのでびっくりした。


ダニーデンはクライストチャーチより人口は少ないが、パッと見はクライストチャーチよりも都会に見えた。とりあえずニュージーランドで知らない町に来たら観光案内所の「i-SITE」を訪ねることにしているので(無い町もあるが)、誰かにi-SITEの場所を聞こうと思いながら歩き始めたら、いきなりクロムウェルにあったのと同じ自転車屋「CYCLE SURGERY」を見つけたので、ここでi-SITEの場所を尋ねることにした。


市の中心地にあるi-SITEには日本名の名札を付けた女性スタッフがいたので、日本語でユースホステルの場所を教えてもらったが、もしかしたらこちらで生まれた人だったかもしれない(なんとなくそんな感じがした)。


そして16時30分頃にユースホステルに到着。ダニーデンは坂の多い町だと聞いてはいたが、それは僕の想像以上だった。函館のロープウェイ乗場の近くにえげつない激坂がいくつもあったが、それをもっと長くしたようなものすごい激坂があったし、本当に坂だらけの町だった。ユースホステルのあるスタッフォード通りも荷物満載の自転車では乗って上る気にならず、自転車を押して上った。


ダニーデンのユースホステルも自転車旅行者割引で1泊19NZDだ。ここで3連泊することにして、ここを拠点に、アルバトロスやペンギンを、荷物を置いて見に行きたい(笑)。

シャワーを浴びて洗濯&乾燥中にツイッターを更新してたら、またまたスペイン人カップルのラファン君とイザベルちゃんに再会した。彼らは昨日、プカランギ駅からタイエリ峡谷鉄道に乗ってダニーデンにやってきて、このユースホステルに連泊中だそうだ。彼らにタイエリ峡谷鉄道とユースホステルの自転車旅行者割引を教えてあげたのは僕だ(割引のことは自転車旅行者に会うたびに必ず教えているが知ってた人は誰もいない)。ラファン君は2日前、僕がダニーデンまで電車で行くつもりだと言った時には「なんで電車なんかに乗るんだ?」と訝しげにしていたのだが、イザベルちゃんの意見に押されたのだろうか。二人ともタイエリ峡谷鉄道には満足したようで、イザベルちゃんが「That's a good idea.」とニッコリ笑って言ってくれた。彼女はスペインの女優だと言われたら信用しそうなほど美人だが、日焼けはあまり気にしてないみたいなので、女優にはやっぱり見えない。どう見ても自転車乗りの顔だ(笑)。

さらにキッチンに行くと、マウント・クックのユースホステルで会った名古屋から一人旅の日本人女性・コジマさんとも再会した。コジマさんは僕と同室のオランダ人のおじさん・コーネリアスさんと、ちょうど日本人サイクリストの話(つまり僕のこと)をしていたところだったそうで、そこに僕が現れたもんだから二人で大笑いしていた。

この人が僕と同室のオランダ人・コーネリアスさん。ニュージーランド在住で、ここ6年ほどは北島と南島に半年ずつくらい住んでるんだとか。ダニーデンには娘さんがいるらしい。めちゃくちゃ良い人でお元気なのだが、癌だとおっしゃっていた。


ダニーデンの中心地にある「オクタゴン」と呼ばれる場所に行けばWi-Fiがフリーで使えるとi-SITEで聞いたので、19時半頃、サンドイッチを買ってオクタゴンのベンチで食べながらブログを更新した。


オクタゴンからユースホステルの部屋に戻って、同室のコーネリアスさんやドイツ人のバックパッカー、カースティン君とエヴァちゃん(カップルではない)といろいろな話をしたが、ヨーロッパ人の英語は僕にとってすごくわかりやすい。彼らが学校で習った基本的な英語を使ってるからだろう。ちなみに今夜泊まる部屋は4人部屋だ。

同室のドイツ人バックパッカー、カースティン君とエヴァちゃん。たまたまここで同室になった二人だが、家が同じ州らしい。


コーネリアスさんが先に寝た後もダイニングルームでカースティン君とエヴァちゃんの二人といろいろな話をしているうちに0時を過ぎてしまい、今夜書こうと思っていた前日の日記が一行も書けないまま、0時50分頃に寝た。

ダニーデン駅は元からこんな宮殿みたいな建物だったんだろうか?
まるで宮殿のようなダニーデン駅

コメント

みんな仲間だ

いいですね。自転車で旅して、出会う人みんなが仲間になって行くのは…。

ヨーロッパからのツーリストがやはり今も多いのでしょうか。

オーストラリアも近いので結構訪ねやすいのでしょうね。

自分の場合、海外ツーリングの朝は、シリアル(グラノラとかミューズリーもNZなら安いと思います)にドライフルーツやバナナを入れて食べてました。粉末のスキムミルクを水で溶けば牛乳になりますのでそれをかければ栄養も満点。パンほどかさばらないしそんな重くないのでお奨めです。

笑顔の自転車旅

天神橋5丁目さんはじめ
諸外国のサイクリストさん達の表情がにこやか
なのがいいですね~

日本にいる私も気持ちがほっこりとします。

この先も、気をつけて楽しんでくださいませ。



ダニーデンのYHA

ここは昔、病院の建物だったので、夜になると幽霊が出るという噂が。
私も、以前数回泊まりました。
幽霊に出会ったことはありませんが、昔は照明も暗くて、人が動くたびに古い建物がギシギシ音を立てて、気味が悪かったです。

観光列車も、新しい車両ができたんですね。

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Author:天五
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1967年滋賀県長浜市生まれ。05年11月、38歳で健康のためにクロスバイクを買ってサイクリングを始めるや自転車の魅力にのめりこみ、06年3月にはロードバイク、07年5月にはマウンテンバイクも購入。「速くなくてもいい、ただ遠くへ行きたい」をモットーに、ツーリングやポタリングを楽しむ日々を送っている。高校卒業後、1986年4月~2011年5月に渡る24年2カ月の大阪生活を終え、6月1日より長浜市民に戻ったばかり。

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