TOP画面 ただ自転車通勤のためでなく ニュージーランド長期ツーリング<20日目 オタゴ半島編>

ただ自転車通勤のためでなく 

速くなくてもいい、ただ遠くへ行きたい! 自転車ツーリングをこよなく愛する男のブログです。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

ニュージーランド長期ツーリング<20日目 オタゴ半島編>

オタゴ半島
オタゴ半島の先まで往復60数km走った。

(写真をクリックしていただくと、拡大画像をご覧いただけます。)
前夜は0時過ぎまでドイツ人バックパッカーのカースティン君とエヴァちゃんの2人とダイニングルームで酒を飲みながら話しこんでいたため、4時にオシッコがしたくて目が覚めた。いや、正確に言うと僕の下のベッドで寝ていたカースティン君が先にオシッコがしたくなって起き、その物音で僕も目が覚めたらオシッコがしたくなっていたのだが、そんなことどうでもいいですよね(笑)。

朝食はリンゴを3つとオレンジを2つと、粉末の野菜スープ、コーヒー。同室のオランダ人のおじさん、コーネリアスさんと一緒のテーブルで食べた。ニュージーランド人以外の人達との話題で一番多いのはこの国とお互いの国の物価の話だ。オランダは安いのかと聞くと、「私はもうニュージーランドに来て長いからわからないけど、兄弟たちはユーロになってからは何でも高いといつもこぼしてるよ」とのことだった。

コーネリアスさんが僕のiPhoneに興味津々で、どうやって文字を入力するんだと訊くので、メールアプリを開いてメールの入力画面を見せ、なんでもいいから入力してみてくださいと言うと、何度も押し間違えながら(iPhoneのタッチパネルはアルファベットの方が入力しにくく、日本語のフリック入力の方が断然早く入力できる)、次のようなメッセージを書いてくれた。

Yuichi,
Nice to have met you.
Have a wonderful holiday in Otago and southland.

regards,
Cornelius

もちろんこのメッセージは消さずに保存し、9時に出発するコーネリアスさんと握手して別れた。俳優のフィリップ・ノワレ(「ニュー・シネマ・パラダイス」のあのおじいさん役)に似ていると僕は思うのだが、どうだろう? 本当に良い人だった。またニュージーランドのどこかでお会いたいものだ。


10時前、出発準備中のラファン君とイザベルちゃんに「See you in a few days!」と別れを告げて(今後の予定コースがほとんど同じなので、彼らがどんどん先を急がなければまた会える確率がかなり高い)、Wi-Fiが無料で使えるダニーデンのオクタゴンまでやってきて、オクタゴンに建つセント・ポール大聖堂の写真をツイッターにアップした。


オクタゴンの横にあるスーパーで昼食用のサンドイッチと水を買って、今日はオタゴ半島にアルバトロス(でっかいアホウドリ)を見に行くことにした。前日行ったラファン君とイザベルちゃんの話だと、ユースホステルから往復60kmちょっとで、景色がとても良かったし、ほとんど平坦ばっかりだとのこと。オクタゴンを出発し、海のある方に向かった。

海はすぐに見えてきた。長い間ニュージーランドの内陸部ばかり旅してきたので、海を見るのは本当に久しぶりだし(先月の26日以来)、自転車でこの国の海沿いを走るのはこれが初めてだ。


これは何だ? 歯に似てるけど…と思ったらやっぱり歯だった。「moo's tooth」って書いてるけど、mooって何だろう?


歩行者の少ない場所では自転車先進国のニュージーランドでもたまにいわゆる「自歩道」というのがある。


こうして離れて見ると、ダニーデンが激坂だらけの町だということがうなずける。


ラファン君とイザベルちゃんの言っていたとおり、オタゴ半島の先まで一部を除いてはほぼフラットなのだが、僕がマウント・クックに向かっていた時に匹敵するようなものすごい向かい風が吹き荒れていて、往路はとにかく大変だった。彼らは風のことなんかひとことも言ってなかったので、昨日はこんな強い風は吹いてなかったはずだ。僕が15時頃にダニーデン駅に着いた時も非常に穏やかな風だったので、「なんでまた俺の時だけ…」と自分の不運を呪った(笑)。ちなみにこの道はローディの練習コースらしく、たくさんのローディにすれ違ったが、けっこう女性が多く、3割以上は女性だったと思う。


ニュージーランドでママチャリ発見?


こんな感じの道を片道約30km走る。


オタゴ半島にはトウモロコシみたいな花がたくさん咲いていたが、名古屋から一人旅の日本人女性・コジマさんに聞いたところ、これはルピナスの原種なんだとか。


ダニーデンでは「ペンギン・プレース」という野生のペンギンを見ることができる場所があるのだが、僕の宿泊料より高い料金を払っても小屋の中からしか見ることができないらしいのでパスすることにした。それにやはりペンギンを見るのなら夕暮れ時に体長30cmほどの小さなペンギンが町中を歩き回るというオアマルに行きたい(チヒロによればペンギン達が夕暮れの町を歩く姿が、クタクタに疲れて仕事から帰ってくる日本のサラリーマンに似ていると言われてるそうだ.笑)。ただオアマルはダニーデンよりだいぶ北だし(オアマルにペンギンを見に行ったらオアマルに泊まるしかなくなるし…)、僕はダニーデンから南に行くし、非常に悩ましいところだ。


半島の先まであと数kmというところで、イザベルちゃんが「少しだけ激坂があるわよ」と言っていた、その激坂が始まった。たしかに激坂だったが、その激坂から見る景色は絶景だった。




誰かが書いていた。ニュージーランドは北海道と沖縄を足して10倍にしたような国だと。実際、内陸には北海道を思わせる景色が、海岸沿いには沖縄を思わせる景色が多い。


そして13時50分、アルバトロスが観察できるオタゴ半島の先端近くにある、「ロイヤルアルバトロスセンター」に到着した。


走ってきた道を振り返るとこんな感じ。


ロイヤルアルバトロスセンターの中。すごく爽やかな日本人の男性スタッフが一人いた。ニュージーランドに来てまだ2年だとか。



逆光だけど、これがオタゴ半島の先端部分。


「さあ、それではご覧ください、これが野生のアルバトロスの写真です!」と言いたいところだが、25NZDのツアーに参加して保護観察区の中に入らないと遠くで飛んでいる姿しか見ることができないので、残念ながらあまり感動はしない。飛んでいるのはアルバトロスよりもカモメの方が圧倒的に多いのだが、アルバトロスはカモメよりずっと大きくて翼も長いので、見分けは容易についた。



オットセイかアザラシのどっちだったか忘れたけど、オタゴ半島ではそれも見ることができる。でも風がビュービュー吹いていて寒かったので、下まで降りて見る気がせず、高い場所から何やらそれらしきものが動いているのを見ただけだった。


帰りは追い風に乗って快調だったけど、腹が減ったので途中にあったバス停の中で、持ってきたサンドイッチを食べた。


早く帰りたかったが昨夜あまり寝てないので途中で猛烈な睡魔に襲われてベンチで寝たりして、ホステルに戻ったのは18時前になってしまった。

今夜泊まるユースの部屋も4人部屋だが、昨夜泊まった18号室から今夜は17号室に移動させられた。昨夜同室だったドイツ人のエヴァちゃんも一緒に移動してまた同室になった。4人のうち2人を移動させるということは、18号室には今夜は4人グループが泊まるということなのかな?

まだ23歳で学生のエヴァちゃんはヨーロッパ人という地の利もあるけど、今までに20カ国以上を旅したことがある正真正銘のバックパッカーだ。 とても小柄でかわいい女の子なのだが、80Lのバックパックを背負い、さらにお腹の前に20Lくらいのバッグを付けて各国を旅している。下の2枚目の写真はちょっと暗くてわかりにくいけど、そのエヴァちゃんの荷物だ。


今日の夕食はニュージーランドに来てから何度も食べている缶入りシチューとリンゴ2個。このシチューは5NZDくらいで、食料品を扱っている店ならたいていどの店でも買える(ユースホステルの中でも売ってたりする)。これだけでもけっこうお腹がふくれるし、たくさん種類があるけどまだ不味いと思ったことはないので、けっこう重宝している。


夕食後はダイニングルームでウィスキーをチビチビ飲みながらツイッターに今日撮った写真を21回連続でアップした。

そしてその後、キッチンに行ったら、なんとOtago Central Rail Trailでご一緒したあのオーストラリア人のおじいちゃん・おばあちゃん8人組がいらっしゃるではないか! 向こうもびっくりしたようだが、「Hey, Yuichi!!」とちゃんと名前まで覚えていてくれた。ご一行は今日Rail Trailを走り終え(3泊4泊だったのかな)、僕と同じくタイエリ峡谷鉄道に乗ってダニーデンまでやって来たとのこと。また会いたいなと思っていたけど、まさかこんなにすぐ会えるなんて、本当に感激した。

22時半頃に部屋に戻ると誰もおらず、シャワーを浴びて布団に入った頃に一人が戻ってきた。ウェリントン在住のウィル君という学生で、ダニーデンにはフェンシングの試合のために来ているそうだ。生まれて初めてフェンシングの選手としゃべったが、ウィル君はすぐに寝たそうだったし、僕も寝不足で眠たかったので話はすぐに終った。今夜2段ベッドの上で寝るのは僕とエヴァちゃんの2人で、ウィル君は僕の下のベッドだ。エヴァちゃんとエヴァちゃんの下で寝る誰かが部屋に戻る前に、23時半頃に寝た。

追記
日本のサイクリストは僕も含めて、美しい景色の写真を撮る時に、自分の愛車も一緒に入れて撮る人が多いが(自転車ブログをやってる人が多いためでもある)、欧米のサイクリストはそれをしない。少なくとも僕は彼らがそうしているのを見たことがない。無意味だと思ってるのか、あるいはそんな発想すらないのか…。でも僕らはプロのカメラマンじゃないんだから、ただ景色が写ってるだけの平凡な写真なんかより(プロが撮ってたってつまらない写真はたくさんある)、自分の愛車も一緒に写ってる、世界に一枚だけのオリジナル写真の方がやっぱりはるかに値打ちがあると思うんだけどね。

この先もまだまだ何度か
会いそうなラファン君とイザベルちゃん。

出発前のラファン君とイザベルちゃん

コメント

オマルのペンギン

オマルにもホスト・マザー&友人が住んでいたので、数回滞在したことがありますが、ここでもペンギンの数が減ってきているので、街中でうろついているのを見かけることはなくなりました。
オマルでは、ブルー・ペンギンとイエローアイ・ペンギンを見ることができます。プルー・ペンギンは世界最小のペンギンだそうで、コロニーの観察小屋から見ることができますが、かなり小さいので・・・私は、小屋からの帰りがけに、通路のすぐ傍でペンギンにばったり出会い、お互い固まってしまいました。

アルバトロスも、観察小屋(昔は、ホントに小屋だけ)の外で、いきなり頭上を旋回してくるのを見ました。
最初は、グライダーかと見間違うくらい翼が大きかったです。

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

 | HOME | 




文字サイズの変更

カレンダー

プロフィール

天五

Author:天五
プロフィール写真
1967年滋賀県長浜市生まれ。05年11月、38歳で健康のためにクロスバイクを買ってサイクリングを始めるや自転車の魅力にのめりこみ、06年3月にはロードバイク、07年5月にはマウンテンバイクも購入。「速くなくてもいい、ただ遠くへ行きたい」をモットーに、ツーリングやポタリングを楽しむ日々を送っている。高校卒業後、1986年4月~2011年5月に渡る24年2カ月の大阪生活を終え、6月1日より長浜市民に戻ったばかり。

小さな天気予報


-天気予報コム- -FC2-

カテゴリー


ブログ内検索

Twitter


twitter / tenjinbashi5

ブログ全記事表示

全ての記事を表示する

CYCLE TOURING MOVIE

クリック後、再生が開始されるまで数十秒かかる場合があります。

御年76歳の我らがアイドル・鉄人児玉さんと行く
紀伊半島大縦断210kmツーリング



2009年自転車ツーリング写真集


eyeVio公式チャンネル
CYCLE TOURING MOVIE

リンク

RSSリンク

QRコード

QR

僕の愛用品(楽天市場へ)

いずれも僕のツーリングには
欠かせない「道具」です。

モンベルの輪行袋
詳しくはこちらの記事をどうぞ


フェニックスの超強力ライト
詳しくはこちらの記事をどうぞ


オルトリーブのサドルバッグL


モンベルのフロントバッグ


トピークのトライバッグ


トピークのハンディEパック


シマノのSPDサンダル
詳しくはこちらの記事をどうぞ


iPhoneの充電に最適

メールフォーム

※「コメント」で差し支えのない内容の場合は、それが当該記事の内容と直接関係なくてもまったく構いませんので、「コメント」でお願いします。他の読者の方に知られたくない情報が含まれる場合のみ、どうぞメールでお送りください。

名前:
メール:
件名:
本文:

広告









ランス・アームストロング
「ただマイヨ・ジョーヌのためでなく」


Excite自動翻訳

FC2Ad

まとめ

Template by たけやん

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。