TOP画面 ただ自転車通勤のためでなく ニュージーランド長期ツーリング<22日目 ダニーデン~レイク・ワイホラ編>

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ニュージーランド長期ツーリング<22日目 ダニーデン~レイク・ワイホラ編>

ワイホラ湖
超激坂の峠を上りきったら、ワイホラ湖が見えた。

(写真をクリックしていただくと、拡大画像をご覧いただけます。)
目が覚めたのは6時頃だったか。また昨日の日記が書けなかったが、今日は9時には出発できるようにしたいと思っていたので、そのまま起きてキッチンへ行き、朝食を食べることにした。北海道のライダーハウスでは必ず5時頃から出発準備のために荷物をガザゴソして周りを起こす人がいたが、こちらでは旅人の朝はけっして早くなく、8時になっても同室者が誰も起きないなんてことも多い。寝る時間はそんなに遅くないので、基本的な睡眠時間が日本の旅人に比べてみんな長いように思う。案の定、6時過ぎにキッチンに行ってもまだ誰もいなかった。僕が食事を終えた頃にオーストラリア人のおじいちゃん・おばあちゃん8人組がやって来てまたにぎやかになったけど。

同室のゲイのカップルっぽいスペイン人2人が7時に起きて出発準備を始めたので、ウィル君はまだ寝ていたけど僕も出発準備を始め、用意ができたバッグから1階に下ろしていった。

オーストラリア人のおじいちゃん・おばあちゃん8人組がまもなく出発。


御年76歳の我らがアイドル・鉄人児玉さんの写真を見せて、「彼は76歳で年間17000km以上走るんですよ」と言うとオーストラリア人のおじいちゃん・おばあちゃん達もびっくり。児玉さんの必殺の笑顔の写真は欧米人にも大好評だ(笑) 。


9時過ぎにオーストラリア人のおじいちゃん・おばあちゃん達と全員で記念写真を撮ってから一緒に出発した。と言っても方角が違うのでユースホステルの前で別れた。彼らはレンタカーで移動したり、自転車を借りて移動したりと日によって違うので、今後の予定を僕はよく知らないのだが、もうニュージーランドで僕に会うことはないと思ってるようで、みんな口々に「次はオーストラリアで会おう」「オーストラリアに来る時は必ず連絡をちょうだい」などと言ってくれた。


彼らと別れた後、ユースホステルのスタッフの女性が景色が良いと言っていたセント・クレア・ビーチを目指して出発。近くまで来たところで中国人のやってるコンビニっぽい店があったので補給食とパイを買って、パイだけ店の前で食べた。


セント・クレアビーチに来たが、南極からの南風「サザリー」が吹き荒れてすごい寒さだった昨日よりはマシなものの、今日も天気は曇りで寒かった。海も波が荒くて寒々しく、北海道で見たオホーツク海を思い出した。



セント・クレアビーチから海沿いにずっと道がつながっていればよいのだが、いったん丘を越えて内陸に入らねばならず、これがひどい激坂で押さないと上れなかったので、早くもかなり時間をロスした。山岳地帯を走ってる時は勾配10%以上の坂なんてなかったのに、海沿いのダニーデンに来てからは20%級の激坂だらけなので本当に参る。


ようやくその丘を越えてブラックヘッド通りに入った。ここからはSouthern Scenic Routeと呼ばれていて、名前からして景色が良さそうだ。激坂を下った先にまた海が見えてきた。


タイエリ川の河口の町・タイエリマウスまでは自転車で走るのも楽だった。海の景色はあまり日本と変わらなかったけど、たくさん見ることができた。




数日前に観光列車のタイエリ峡谷鉄道に乗ったけど、ここがあのタイエリ川の河口なんだろう。



あの小さな島がタイエリ島らしい。


とんでもない目に遭ったのは、タイエリ川河口からワイホラ湖までの12kmの間の峠越えだった。名前も標高も知らない峠だが、20%くらいありそうな超激坂で(この峠のことは誰も教えてくれなかった)、25kgの荷物を積んだ自転車ではとても乗って上れず、かといって押して上れば自転車込みで40kg近い荷物になるわけだから、たかが数km上るのに延々1時間半もかかってしまい、大幅に時間をロスした。もしこの先ニュージーランドに住むことがあったとしても、この区間だけは二度と自転車では来たくない。アマンダちゃんも僕と同じコースを通るはずだが、あの30kgの荷物を積んだトレーラーを引いて彼女がこの坂を上れるわけがないと思い、どうするのだろうと心配になった。まあニュージーランド人は親切だから、いざという時はヒッチハイクという手も使えるだろうが…。


超激坂を押して上りながら、振り返って撮った写真。


羊がいっぴーき!


泣きそうになりながらやっと峠まで上りきると(泣きはしなかったが何度も大声で「どないなってんねん、この道!」とか「ええかげんにせえよ!ボケ!」と叫んでいた)、眼下にワイホラ湖が見えてきた。これがテカポ湖やプカキ湖みたいなエメラルドブルーの水ならすごい景色だったのだが、天気も良くないし、残念ながら大雨の後の川のように茶色く濁った湖だった。



下りもやっぱり超激坂で、今日は寒かったので上りで汗だくになった後のワイホラ湖までの下りの辛かったこと…。ワイホラ湖畔にホリデイパークがあったため、まだ15時過ぎだったが、それ以上先に行く気がしなくなってしまった。それにホリデイパークならWi-Fiが使えるはずだと思い、ここに泊まることにした。


レイク・ワイホラ・ホリデイパークのテントサイトは12NZDだった。安いのはいいが、Wi-Fiが使えないのは大誤算だった。今まで何度もホリデイパークに泊まってきたけど、Wi-Fiが使えないホリデイパークはなかったので、てっきり使えるものだと思い込んでいた。管理人のおばさんは僕が「ワイヤレスインターネットは使えないんですか? 他のホリデイパークでは使えたんですけど」と訊くと、3秒くらい口をぽかんと空けた後、奥からLANケーブルを引っ張りだしてきたので諦めた(笑)。


荷物をテントに入れると本当に窮屈なので、サイドバッグは外さずに、自転車はキッチンの屋根の下に置いた。


そして3日ぶりに洗濯(2NZD)&乾燥(15分1NZD)。


晩ごはんはまたサンドイッチ。あとリンゴ。湖畔に飲食店は何軒かあるけど、どうせ高いと思って行かなかった。ビールも買えず…。


けっきょくアマンダちゃんは現れず、代わりにレンタカーでテントサイトにやってきたアメリカ人カップルとキッチンでいろいろ話をした。コロラドに住んでいるというので、コロラド・ロッキーズとデンバー・ブロンコスの名前を僕の方から出したが、2人とも野球もフットボールもあまり興味がないと言っていた。そんなアメリカ人もいるんだね。ロッキーズの本拠地クアーズ・フィールドは標高が高く、打球がよく飛ぶことで知られているが(かつて野茂英雄がノーヒットノーランを達成した球場でもある)、彼らが住んでいる場所も標高3000メートル以上なんだとか! 生まれて初めて標高3000メートル以上の場所に住む人達と話をした(笑)。

ところで、このキャンプ場にはテントを張ってもよいエリアが2つあるのだが、受付から近い方のエリアはキャラバンがたくさん置いてあって、普通はそんなところでテントを張ろうとは思わない。それで僕とアメリカ人カップルは奥にある広々としたテントサイトにテントを張り、こちら側にもある小さいキッチンやトイレを使っていたのだが、21時頃にもう一つの大きなキッチンの方を覗いてみると、いつの間に来たのか、あのアマンダちゃんがテレビを見ているではないか! テントを張るのをやめてキャビンに泊まってるのかと訊くと、風を避けるためにキャラバンとキャラバンの間の狭い場所にテントを張ったという。さらにここまで友達に車で送ってもらったというではないか! ずるい! 彼女が来ないので本気で心配してたのに…(左膝がちょっと痛むので、激坂を回避することにしたんだとか)。

アメリカのドラマを夢中で見ている アマンダちゃんとCMの度に話をして(笑)、ドラマが終わってテントに戻っていく彼女と「See you tomorrow.」と言って別れた。明日の予定コースも宿泊予定地も同じだった。

夜はずっと小雨が降り続いていて、テントの中では雨の音がけっこううるさいため、耳栓をして23時頃に寝た。

晴れてくれないと海は寒々しい。
ダニーデン~タイエリマウス間の海

コメント

コース上の情報

自転車屋さんとかキャンプ場のオーナーに道の情報を事前に聞いておくのが一番でしょう。

この先峠はあるか、とか、店はあるか、とか…。

特に峠に関しては詳細な情報が必要ですね。

今回のPEACE RUNでもできるだけ何人にも事前に聴いて情報の刷り合わせも必要でしたから。

「車で10分くらい」という距離が実際走ってみたら2時間もかかる峠道だったりすることも実際あるものですね。

南島はやはり1~2月にくらいにならないと暖かくなりませんかね?

アマンダちゃんネタ

私だけでしょうか、、アマンダちゃんネタを期待しているのは、、、、隠れアマンダちゃん親衛隊状態です。

霧も多いです

オタゴ半島の南側は、春先や夏の終わりには、霧が発生しやすく、以前は車での移動だったので、かなり大変でした。
ガード・レールも無く、道路標識も昔はかなり小さく(日本の一通の道路標識を横に2つ重ねたくらいの木の板に、小さい文字で地名が書いてあった。これを、100kmくらいのスピードの車内から読み取るのは、イチロー並の視力が必要だった。)、郊外では主要道路以外はダートだったし。
もちろん、タイエリ・マウスまでの海岸線は、ほとんど未舗装でした。

以前、ダニーデンでアコモが何処もいっぱいで泊まれず、車で走り回っている間に暗くなり、郊外のモーテルを探しているうちに濃霧にあい、身動きが取れなくなって、公園ぽい芝生の上に駐車して、車の中で寝袋に包まって寝たら・・・
次の朝、起きてびっくり、なんとお墓のど真ん中!
でも、反対側に200mも進んでいたら、崖っぷちでした。

この時期、霧が発生するかは分かりませんが、気を付けて下さい。
(チャリだと、大丈夫なのかなぁ・・・?)

ぶーぶーと

坂に文句言ってる天五さんが目に浮かんで浮かんで!!!
笑いが止まりませんでしたwww


海外のサンドイッチも日本と同じように売ってるんだな~と・・・
逆か!!海外のサンドイッチを日本で売ってるんだから同じで当たり前なのかw
何でも日本中心に考える悪い癖ですね~。

奈良県民読者としては、吉野大峯林道に駆け上がる奈良の県道138号を棲家とする鉄人児玉さんの姿を、何とかしてニュージーランド人に伝えたいところです(笑)。

ところで、激坂って英語でどう言うんでしょうか?“gekisaka”かな?

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Author:天五
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1967年滋賀県長浜市生まれ。05年11月、38歳で健康のためにクロスバイクを買ってサイクリングを始めるや自転車の魅力にのめりこみ、06年3月にはロードバイク、07年5月にはマウンテンバイクも購入。「速くなくてもいい、ただ遠くへ行きたい」をモットーに、ツーリングやポタリングを楽しむ日々を送っている。高校卒業後、1986年4月~2011年5月に渡る24年2カ月の大阪生活を終え、6月1日より長浜市民に戻ったばかり。

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