TOP画面 ただ自転車通勤のためでなく ニュージーランド長期ツーリング24日目 バルクルーサ~ケイトリンズ・ヴァレー編>

ただ自転車通勤のためでなく 

速くなくてもいい、ただ遠くへ行きたい! 自転車ツーリングをこよなく愛する男のブログです。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

ニュージーランド長期ツーリング24日目 バルクルーサ~ケイトリンズ・ヴァレー編>

女自転車一人旅中のアマンダちゃん
ついにアマンダちゃんと僕の二人旅が始まった。

(写真をクリックすると拡大画像をご覧いただけます。)
目が覚めたのは6時前だったろうか。ベッドの上でおとといの日記の続きを書き、ブログにアップした後、キッチンに行って朝食を食べた。毎度お馴染みの缶入りシチューだったが、今回はシチューというよりスープだった。


前日は13時30分にレイク・ワイホラ・ホリデイパークを出発したというアマンダちゃんが、この日はキャビンに泊まっていたので9時頃から出発準備を始めた。この日も彼女とは予定コース、宿泊予定地ともに同じだったので、「ケイトリンズ・コーストまで君と一緒に行ってもいい?」と聞くと、「ええ、もちろん。私があなたについていければだけど」と、笑ってOKしてくれた。やった、ついにアマンダちゃんと一緒に走れるぞ!(笑)


そして10時前、いよいよアマンダちゃんと一緒にバルクルーサ・モーターキャンプを出発した。今まで彼女とはキャンプ場と町中で3回会ってるけど、一緒に走ったことがないので、これは本当に楽しみだった。ニュージーランドに来て以来、初めてのペアランだ。彼女があのトレーラーを引いていつもどんな旅をしているのか、ぜひとも近くで見てみたかったが、ついにその時が来たのだ。


ワイホラ湖からバルクルーサまでのSouthern Scenic Routeはただの国道1号線だったが、バルクルーサから先は1号線から外れるため、交通量もほとんどなく、実に平和な道だった。時々並んで走りながらいろいろ話を聞いてみると、彼女は自転車は本当に初心者のようだった。3カ月半前に買ったばかりの今のロードバイクが、生まれて初めて買った自転車だそうで(ちなみにいま27歳)、今回の旅のために買ったわけではなく、最初はトライアスロンのために買ったというので驚いた。自転車を買ってすぐレースに出場したらあまりにもきつくて死にそうになったので、もう二度とやるもんかと心に誓い(いきなりレースに出たら死ぬほどしんどくて当たり前だと思うが…)、それでトレーラーを買って旅をすることにしたんだそうだ(笑)。彼女の自転車のパーツの多くがシマノだったし、サイクロコンピュータもキャットアイだったが、彼女はシマノもキャットアイも日本のメーカーであることを知らなかった。


アマンダちゃんがトレーラーに積んで引っ張っている荷物は約30kgだと言っていたが、ロードバイクということもあり、平地はけっこう楽そうで速かった。20km/hでも普通に付いてくるので、平地やダウンヒルでは約25kgの荷物を積んでいるMTBの僕とほぼ互角といってもよい。ただ、上りはやはり弱かった。でも僕もそうだけど、荷物が重たいと自転車から降りて押して上るのも楽ではない。彼女は思った以上にタフだった!



ケイトリンズ・コーストという名の海岸を目指して走ってるんだが、いつまで経っても海は見えて来ず…。


僕もアマンダちゃんも前日キャンプする予定だったカカ・ポイントや、夜になると巣に戻ってくるペンギンを観察できるナゲット・ポイントへの分岐点に来たが、天気が悪いのでそのまま先を急ぐことにした。


バルクルーサから約33km走って、オワカの町に到着した。ここからアンドリュー君も勧めてくれていたプラカウヌイ滝を見に行くため(アマンダちゃんも見に行くつもりだったという)、観光案内所で彼女に場所や周辺のアコモデーション(宿泊場所)について聞いてもらった。滝を見ながらランチを食べようということになり、スーパーマーケットに寄ってランチを買ったが、 カビが生える前に全部食べきれないので僕がもう買うのをやめた食パンを彼女は買っていた。「この国の食パンって一人で食べきるには枚数が多すぎない?」と聞くと、「そうだけど、やっぱり安いんだもの」とのことだった。


プラカウヌイ滝に向かってケイトリンズ湖沿いの道を快走するアマンダちゃん。


プラカウヌイ滝に向かう道は、始めの方こそ車もほとんど通らず、平坦で景色も良い最高の道だったが、途中からはダートになり、さらに勾配もきつくなってきたので、アマンダちゃんは道端に自転車を置いていくことになった。


ようやくプラカウヌイ滝の駐車場に着くと、今朝僕らよりだいぶ早く出発したカナダ人のグラム君の自転車が駐めてあった。駐車場から滝まで歩いて10分とかで、原生林の中を通ってプラカウヌイ滝に向かった。僕は「滝+自転車」の写真を撮りたくてアマンダちゃんに笑われながらも自転車を押して滝に向かったのだが、途中で滝から戻ってきたグラム君と会い、「自転車と滝を一緒に写真に撮りたいんだけど、可能だろうか?」と聞くと、「うーん、不可能じゃないとは思うけど、階段があるからなぁ…」と言われてさすがに諦めた。欧米のサイクリストが景色と自転車を一緒に写真に撮っているのを見たことがないので、本当にバカだと思われてたかもしれない。



そしてついにプラカウヌイ滝に到着したが、立派な滝ではあるものの、僕は和歌山の那智大瀧みたいな壮大な滝を期待していたので、勧めてくれたアンドリュー君には悪いけど、わざわざ自転車でしんどい思いをしてまで行くほどの滝じゃないなと思った。日本にはもっと良い滝がいくらでもあるのだ。ちなみにアマンダちゃんはこれまでミルトンから南には一度も来たことがなかったそうなので、もちろんここも初めてだ。彼女は滝に満足そうだったけど、僕が去年cancanさん達と見に行った和歌山の宝龍滝の写真を見せると、「わあ!こっちの方が断然大きいわね。でも南島の一番北の方にもよく似た滝があるわよ」と教えてくれた。いつになるかわからないけど、その滝には期待するとしよう。


滝の前にはピクニックテーブルもベンチもなかったが、アマンダちゃんはそこに座りこんで、「もうお腹ぺこぺこで死にそう!」と食パンにハムを挟んで食べ始めた。僕はまたサンドイッチだ。


プラカウヌイ滝を後にし、今夜どこに泊まろうかという話になったのが15時頃だったろうか。僕はWi-Fiが使える可能性のある、ひとつ先の町パパトワイのバックパッカーズ・ホステルはどうだろうと言うと、アマンダちゃんは「私は疲れたから、どこかその途中の平らで芝生のある場所を見つけて泊まるわ」と言うではないか。つまり野宿するということだ。「マジかよ?」と思ったけど、「じゃあ僕も君と一緒に野宿するよ」とも言いにくいし、けっきょくWi-Fiは絶対無理だろうなと思ったけど、10kmほど離れた「ケイトリンズ・ウッドストック・ロッジ&キャビン」というホリデイパークみたいな施設で一緒にキャンプすることになった。


ケイトリンズ・ウッドストック・ロッジ&キャビンまでの道はまた3kmのダートだった。今日はロードバイクでたくさんダートを走らされたアマンダちゃんだったが、これまでまだ一度もパンクしたことがないそうだ。パンク修理の仕方は自転車屋で教えてもらって何度も練習したという(そりゃいくら初心者でもパンク修理もできずにニュージーランドを旅するわけにはいかないもんね)。彼女はパンクしたことがないのをただの「ラッキー」だと思っていたようだが、僕が北海道旅の時から全幅の信頼を寄せているタイヤ、スペシャライズドの「アルマジロ」について、「これほど丈夫なタイヤを僕は知らない。僕はパンクの心配なんかまったくしてないんだよ。アルマジロっていう名前なんだ」と自慢すると、彼女が「あら、私のタイヤと同じ名前ね」というではないか! 「自転車ショップの人から旅をするならこれにするべきだって勧められたの」とのこと! 見ると確かに彼女のタイヤはロード用のアルマジロだった。 さすが自転車先進国ニュージーランドのショップはわかってるなぁ!ちなみに僕はパンクの心配をしてないどころか、日本を出たきり空気すら一度も入れていない。アルマジロはものすごく空気が抜けにくいからだ。


そして16時頃、ケイトリンズ・ウッドストック・ロッジ&キャビンに到着。残念ながらやはりWi-Fiとは無縁で携帯すら入らない場所だっが、それを除けば本当に素晴らしい施設だった。テントサイトは一人15NZD。



僕にとって女性サイクリストと一日中2人きりで走ったのはこれが初めて。しかも相手は30kgの荷物を積んだトレーラーをロードバイクで引っ張る、自転車を始めてまだほんの3カ月半の初心者の女の子だ。でもアマンダちゃんが足手まといになるようなことは一度もなかった。上りで少し待ってあげたくらい。本当にたいしたもんだ。また彼女はアウトドアが大好きなニュージーランド人らしく、自転車は初心者でもキャンパーとしてはベテランだった。僕らがテントを張る直前から小雨が降り始めたのだが、彼女はあっという間にテント設営を終えてしまったし、雨の中でキャンプするのも慣れっこだと言っていた。それにトレーラーというのはバッグが1つで済むため、僕みたいに6つのバッグに分散させるより荷物の出し入れがはるかに容易だなと思わされた。

シャワーを浴びて洗濯&乾燥も済ませ、キッチンで夕食を取った後、アマンダちゃんはKindleで読書、僕はiPhoneでツイッターアプリに今日一日のアマンダちゃんとの楽しい二人旅の模様を下書き保存していった。もちろんいろんな話もしたし、明日も彼女と一緒に走ることになる。


彼女が「おやすみ」と言ってテントに戻っていったのは21時ちょうどだった。僕はウィスキーのお湯割りをちびちび飲みながら22時までキッチンにいて(ニュージーランド人はみんなビールとワインが大好きなのかと思ってたが、彼女はほとんど飲まないそうだ)、22時過ぎにテントに戻り、音楽を聴きながらまもなく寝た。

左の写真は17時半に、右の写真は21時過ぎに撮ったもの。21時でこの明るさ。


朝から晩まで一日中アマンダちゃんと一緒だった。
朝から晩まで一緒だったアマンダちゃん

コメント

アマンダちゃんファンクラブ

自称アマンダちゃんファンクラブ会長としましては、アマンダちゃんの写真満載で大興奮です。アマンダちゃんのブログも楽しませて頂いてます。
今後のアマンダちゃんとの旅の行方にワクワクしてます。

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

 | HOME | 




文字サイズの変更

カレンダー

プロフィール

天五

Author:天五
プロフィール写真
1967年滋賀県長浜市生まれ。05年11月、38歳で健康のためにクロスバイクを買ってサイクリングを始めるや自転車の魅力にのめりこみ、06年3月にはロードバイク、07年5月にはマウンテンバイクも購入。「速くなくてもいい、ただ遠くへ行きたい」をモットーに、ツーリングやポタリングを楽しむ日々を送っている。高校卒業後、1986年4月~2011年5月に渡る24年2カ月の大阪生活を終え、6月1日より長浜市民に戻ったばかり。

小さな天気予報


-天気予報コム- -FC2-

カテゴリー


ブログ内検索

Twitter


twitter / tenjinbashi5

ブログ全記事表示

全ての記事を表示する

CYCLE TOURING MOVIE

クリック後、再生が開始されるまで数十秒かかる場合があります。

御年76歳の我らがアイドル・鉄人児玉さんと行く
紀伊半島大縦断210kmツーリング



2009年自転車ツーリング写真集


eyeVio公式チャンネル
CYCLE TOURING MOVIE

リンク

RSSリンク

QRコード

QR

僕の愛用品(楽天市場へ)

いずれも僕のツーリングには
欠かせない「道具」です。

モンベルの輪行袋
詳しくはこちらの記事をどうぞ


フェニックスの超強力ライト
詳しくはこちらの記事をどうぞ


オルトリーブのサドルバッグL


モンベルのフロントバッグ


トピークのトライバッグ


トピークのハンディEパック


シマノのSPDサンダル
詳しくはこちらの記事をどうぞ


iPhoneの充電に最適

メールフォーム

※「コメント」で差し支えのない内容の場合は、それが当該記事の内容と直接関係なくてもまったく構いませんので、「コメント」でお願いします。他の読者の方に知られたくない情報が含まれる場合のみ、どうぞメールでお送りください。

名前:
メール:
件名:
本文:

広告









ランス・アームストロング
「ただマイヨ・ジョーヌのためでなく」


Excite自動翻訳

FC2Ad

まとめ

Template by たけやん

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。