TOP画面 ただ自転車通勤のためでなく ニュージーランド長期ツーリング<26日目 キュリオ・ベイ~インバーカーギル編>

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ニュージーランド長期ツーリング<26日目 キュリオ・ベイ~インバーカーギル編>

アマンダちゃんと再び二人旅
前日はぐれてしまったアマンダちゃんと再会、再び3時間ほど二人旅。

(写真をクリックしていただくと、拡大画像をご覧いただけます。)
5時に起きてテントの中で出発準備を始めた。もうアマンダちゃんはいないのだ。僕次第で何時にだって出発できる。ニュージーランドは日が暮れるのが遅いぶん、外が明るくなるのも日本の夏より遅く、6時くらいからだろうか。ある程度明るくなるのを待ってからテントを出て、海を見ながら朝食にカップラーメンとツナ缶を食べた。


ニュージーランドに来た当初は朝起きた時にテントが朝露でほとんど濡れていなかったので、なんて素晴らしいんだろうと思ってたのだが、気候の変化なのか、あの頃だけ特別だったのか、最近は日本同様にぐっしょりと濡れるようになってしまった。その気になれば7時にでも出発できたのだが、少しでもテントが乾くのを待ってるうちに7時半になった。しかし今日も天気は曇りで、フライシートは全然乾かなかった。

テントが乾くまで待ってるわけにはいかないので濡れたまま撤収し、7時50分には出発準備が完了したが、前夜アメリカ人のミックさんが「私も明日は朝早く出ようと思ってるんだ。インバーカーギルまで遠いからね。明日の朝また会おう」と、なんとなく僕と一緒にインバーカーギルまで行きたそうな感じだったので彼のテントを見に行ったところ、どう見てもまだ寝ている感じだったので、置いていくことにした。それにしても彼が昨夜、「私は今日は疲れたからもう寝るよ」と言ってテントに戻っていったのは19時過ぎだったはずなのに、よくまあ12時間以上もテントの中で寝ていられるもんだ。


8時にキュリオ・ベイ・キャンピング・グラウンドを出発した。舗装路を通っていくには昨日来た道を6kmほど戻らないといけないのだが、これを嫌ったミックさんが「フォートローズまで私はこっちの近道で行くよ。前半はダートだけど、たいしたことない」と言っていたダートの道を僕も通ることにした(なにせ150kmのダートの自転車道「Otago Central Rail Trail」を走破してるもんだからあまりダートに抵抗が無くなっていた)。アメリカ人の彼がどんな道か知ってるはずはないのだが、きっと持ち前の英語力を駆使して(笑)、キャンプ場の管理人のおばさんから「たいしたことない」と聞いたのだろう。



ミックさんお勧めのそのダートの「近道」は、「Catrins Coastal Heritage Trail」という、なかなか由緒正しそうな名前の道だったが、途中までは確かに楽なダートだった。



しかし、最後の方はけっこう激坂の峠になり、ゼーゼーハーハー言いながら自転車を押して必死で上ることになった。ダートの激坂はきついよ、ミックさん。これが近道って言えるのかよ…? やっとダートが終わった後も日本の広域農道のようなしつこいアップダウンが長いこと続いた。


再び海が見えて来た。


けっきょく、3時間近くもかかって33km走り、ようやくフォートローズの町に到着した。商店があったので補給食を調達し、熱々の「ステーキ&チーズパイ」を食べた(店のおばさんに「ほんとに熱いから気をつけてね。ちょっと冷ましてから食べて」と言われた)。



パイでお腹がふくれたところで出発し(パイは腹持ちがよいのでよく食べている)、フォートローズのカフェ兼観光案内所の前まで来た時、見慣れた自転車が駐めてあるのを発見! 前日はぐれてしまったアマンダちゃんだ!中に入ると昨日と同じ格好のアマンダちゃんがいて、携帯で一生懸命メールを打っていた。僕が「Hey Amanda! Long time no see!」と声をかけると、顔を上げていつもの天真爛漫な笑顔になり、「あら! ちょうど今、あなたのことをブログに書いてたところなのよ!」と言うではないか(「blogging about you」と言ったように思うが、blogって動詞にしてもいいのか。日本語にすると「ブログってたのよ」って感じか)。聞けば昨夜はキュリオ・ベイに行くのをやめにして、腰の高さまで草が生えてるようなひどい場所で野宿したんだとか…。「心配してたんだよ」と言うと、「大丈夫よ、私はタフだから。でもシャワーを浴びてないし、服も昨日と同じで、ちょっと臭うの」と笑っていた。アマンダちゃん、君は本当にタフだし、べつに臭ってもいなかったよ(笑)。


アマンダちゃんは「昨日は大変な一日だったから今日はもう大奮発よ!」と言って、すごいボリュームのステーキを美味しそうに平らげていた。前日会った日本人のナラモトさん(アマンダちゃんもちょっとだけ彼と会って話した)が、ロードキル(道路に落ちてる動物の死骸)を食べたり、川の水をそのまま飲んでいる話をすると、「信じられない!」と本当に驚いていた。彼女がこれまでの27年間の人生で何人の日本人と交流を持ってきたかは知らないが(少なくとも日本人の友達がいるなんて話はひとことも聞いていない)、ここ1カ月の間に仕事もせず自転車旅をしている3人の日本人に立て続けに会い(タツローさん、僕、ナラモトさん)、日本人に対するイメージもずいぶん変わったんじゃないだろうか? まあ僕らはかなり変わったことをしてる日本人ですけどね(笑)。


こうしてフォートローズの観光案内所兼カフェを出て、再びアマンダちゃんとの二人旅が始まった。



この日の午後は久しぶりに快晴となったのだが、それでも気温はせいぜい日本の4月後半くらいの気温で(ちなみにニュージーランドはもうそろそろ夏だが)、僕にとってはサイクリングに最適な気温だったのだが、アマンダちゃんは「暑い、暑い」と言ってしきりに水を飲んでいた。「日本人にとってはこんなの全然暑くないよ。なにせ日本の夏は40℃近いんだ」と僕が言うと、「うそー! そんなの、私が行ったら溶けて死んじゃうわ! ニュージーランドじゃ30℃でもものすごく暑いと感じるのに…」とびっくりしていた。実際、ニュージーランド人と僕との体感温度の違いは、これまで何度も目の当たりにしてきている。ダニーデンに南極から来る南風「サザリー」が吹き荒れて僕が寒さに震えてる時ですら、半袖のTシャツ1枚で平気そうに歩いてる奴らが何人もいたもんな…。

アマンダちゃんとはインバーカーギルまで約13kmの場所で別れた。彼女は今夜はインバーカーギルから20数km南にあるブラフのキャンプ場に泊まるという。僕も明日乗る予定のスチュアート島行きのフェリーがブラフから出るためで(彼女もその時点では明日キャンプ場に自転車を置いて日帰りでスチュアート島に行くと言っていた)、僕も本当は彼女と一緒にブラフに泊まる方が効率がよいのだが、もう50時間以上も音信不通状態だったため、Wi-Fiを求めてインバーカーギルに泊まることにした。明日またスチュアート島行きのフェリーで会えるかもしれないので、「See you tommow.」と言って彼女はブラフ方面に去っていった。


そして15時40分頃、僕はインバーカーギルに到着した。アマンダちゃんからも聞いていたが、ニュージーランドではかなりの都会で、ケンタッキーフライドチキンやマクドナルドもある。さっそく観光案内所でドイツ人のエヴァちゃんが数日前に泊まったはずのバックパッカーズ・ホステル「トゥアタラ」の場所を聞いて、16時過ぎにチェックインした。エヴァちゃんはもういないけどね…。



バックパッカーズ・ホステルにチェックイン後(6人部屋で宿泊者もきっちり6人いたが、言葉を交わしたのはイギリス人の一人だけ)、シャワーを浴びて洗濯&乾燥をしながら、待ち時間にiPhoneでツイッターアプリにどんどん下書き保存していった。

その後、誰かがダニーデンのマクドナルドはWi-Fiが無料で使えたと言っていたので、インバーカーギルのマクドナルドも同じかと期待して400mくらい歩いて出かけたのだが、全然使なかった。「トゥアタラ」でもWi-Fiは使えるのだが(1Fの奥がネットカフェにもなっている)、ユーザーIDとパスワードの書いた紙を、1時間4NZDで1時間分ずつ買わないといけないシステムになっていて、めんどくさいことこの上ない。連泊するので10時間は使いたいと言ったら紙を10枚数え出したので、「10時間使えるIDとパスワードとか、24時間使い放題のコースとかはないの?」と聞いたら無いと言われ、僕の機嫌はいっぺんに悪くなってしまった。

それにインバーカーギルはこれまで訪れたニュージーランドのどの町とも違い、明らかにガラが悪かった。金曜日の夜ということもあって酒を飲んで大騒ぎしている若い奴らが大勢いたし、車の窓を開けて大音量で音楽を鳴らしながら走ってる奴らなど(しかも普通車に6人で乗っている)、もはや死語かもしれないが「不良」だらけといった感じだった。夜のマクドナルドも客層がかなり悪かった。ま、ウチの近所の深夜とたいして変わりませんが…(笑)。

ビールが買えなかったのでバックパッカーズホステルのキッチンでウィスキーのお湯割りを飲みながら(インバーカーギルではスーパーマーケットでビールもワインも売ってはいけない条例になってるらしく、ボトルストアでしかウィスキーが買えない他の町よりもっと不便だ)、前日の出来事をツイッターアプリに下書き保存しているうちにずいぶん遅くなってしまった。翌朝は8時半のバスでブラフまで行ってスチュアート島行きのフェリーに乗る予約をしていたので、0時に切り上げて部屋に戻って寝た。6人のうち僕が一番遅かった。

こんなに角の長い牛はニュージーランドでもあまり見かけない気がする。
アマンダちゃんも写真を撮っていた。

角の長い牛

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Author:天五
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1967年滋賀県長浜市生まれ。05年11月、38歳で健康のためにクロスバイクを買ってサイクリングを始めるや自転車の魅力にのめりこみ、06年3月にはロードバイク、07年5月にはマウンテンバイクも購入。「速くなくてもいい、ただ遠くへ行きたい」をモットーに、ツーリングやポタリングを楽しむ日々を送っている。高校卒業後、1986年4月~2011年5月に渡る24年2カ月の大阪生活を終え、6月1日より長浜市民に戻ったばかり。

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