TOP画面 ただ自転車通勤のためでなく ニュージーランド長期ツーリング<35日目 ミルフォードサウンド~クイーンズタウン バス輪行編>

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ニュージーランド長期ツーリング<35日目 ミルフォードサウンド~クイーンズタウン バス輪行編>

ワカティプ湖が文句なく美しい
ワカティプ湖が文句なく美しいクイーンズタウンにやってきた。

(写真をクリックしていただくと、拡大画像をご覧いただけます。)
起きたのは5時半頃。昨日の朝もそうだったが、隣のベッドで寝ていた釣り好きのキーウィが、明け方になると寝ながら屁を連発していた。今日はドイツ人の若くてかわいい女の子も同じ部屋で寝ているのだが…。

ベッドの上で昨日の日記を書き、ブログにアップしてから朝食。今日も自転車に乗らないので補給食の「One Square Meal」と野菜スープだけで済ませた。

9時前には出発準備を済ませて宿の前でクイーンズタウン行きのバスを待ったが、サンドフライどものせいでじっと座って待つことができず、常に動き回っていないといけない。本当にサンドフライにはイライラする。一刻も早くサンドフライのいない場所に移動したかった。



ニュージーランドで2回会った名古屋から一人旅の日本人女性コジマさん(50代半ばと思われる)が、この国ではバスが時間通りに来ないのは当たり前だと言っていたので、何分遅れで来るだろうと思っていたら時間通りにバスが来た。すると50代後半と思われるドライバーが降りてくるなり僕の名前を「さん」付けで呼んでくれた。そして僕の荷物を確認し、輪行袋に入れた自転車を見て、「カバーを外して自転車を出してくれ」と言うではないか! ああ、俺はいったいなんのために昨日、サンドフライどもに発狂しそうになりながら輪行袋に自転車を入れたんだよ…(笑)。




ミルフォードサウンド・ロッジから乗った客は僕を入れて6人だったが、クルーズ乗場で何人か増え、さらに分水嶺(THE DIVIDE)でも増えた(分水嶺で降りる人も何人かいた)。この先もクイーンズタウンに着くまでに何箇所も寄るみたいだから、その度に増えたり減ったりするのだろう。

2日前に僕が自転車で通ってきた道をバスに乗ってずっと通るわけだが、ホーマー・トンネルまでの標高差900m近い上りは、もし自転車で上ればやはり六甲山よりしんどいんじゃないかと思った。ホーマー・トンネル自体は下ってる時に感じたほどは勾配がきつくなかった。やはり自転車で下ってる時は暗いぶん怖くて勾配もきつく思えたんだろう。

僕のブログの読者の大多数は自転車乗りの皆さんなので今さら言うまでもないだろうが、バスの窓から見る景色よりも、自転車に乗りながら生で見る景色の方がはるかに素晴らしい。それはもう全く比較にならない。けっしてしんどいからそう思いたいというわけではなく、本当に自転車で見る方がはるかに良いのだ。それはサイクリングが、視覚はもちろん、聴覚、嗅覚、全身の筋肉を総動員して、音も、匂いも、風も、地形も全部体感し尽くせるからだ。この喜びを知ったらもう自転車はやめられない。

ま、そうは言っても僕が2日かけたテ・アナウまでの120kmの道のりをたったの2時間で着いてしまったので、やはりバスでの移動は楽である(笑)。あの運転手のおじさん、飛ばしてたもんな~。驚いたのはクイーンズタウンまでずっと同じバスかと思ってたらここで別のバスに変わったことだった。テ・アナウからクイーンズタウンまでは口唇にピアスを付けた若いあんちゃんが運転するという。自転車も荷物も当然載せ替えとなった。


ミルフォードサウンド~テ・アナウ間のバスも、テ・アナウ~クイーンズタウン間のバスも、いずれも運転手が運転しながら自らマイクでバスガイドをしていた。最初のおじさんは要所要所で解説していたが、若い彼の方はずっとしゃべりっぱなしで、居眠り運転の心配はないものの、けっこうなスピードで走るので乗客によっては「黙って運転に集中してほしい」と心配になるだろう。僕はそれ以前に彼が何を言ってるのかわからないので(僕一人のためにしゃべってくれてる時はわかるのだが…笑)、ほとんどiPodで音楽を聴いていた。

ミルフォードサウンドからクイーンズタウンまでの所要時間は5時間。途中の町モスバーンから先は僕が自転車で走ったことのないコースなのでしっかり見ておこうと思ったが、まあやはり、もう見慣れた景色がほとんどで、牧草地と荒野と木のない山々が続いた。

しかし13時45分頃からは、左側が素晴らしく美しい湖になった。ワカティプ湖だ。目的地のクイーンズタウンもこのワカティプ湖沿いにある。


バスはまずクイーンズタウンの空港に停車して何人か降ろし、次に市の中心部でまた多くの乗客を降ろし、さらには乗客一人のリクエストにも応じてなんでもない場所でも降ろし、最後に僕が泊まりたいと思っていたワカティプ湖畔のユースホステル「YHA クイーンズタウン レイクフロント」の前で、僕と数人組のおばさんバックパッカー達を降ろして去っていった。僕だけはあいかわらず予約なしの飛び込みで、クイーンズタウンはニュージーランドでも指折りの観光地なので3泊しようと思ったらドミトリーは1晩しか無理だと言われてしまった。ここも自転車旅行者割引で19NZDなので、ぜひともここで連泊したかったんだけど…。やっぱりYHAはこれからは予約が必要かなあ…。


16時過ぎ、食べ物を求めて町の中心部にやって来て、でかいサンドイッチとコーラを買って、ベンチに座って食べた。今日は暑くて、ワカティプ湖ではビキニを着て泳いでいる女の子の姿もあった。写真を撮りたかったが、怒られそうなので撮らなかった(笑)。


クイーンズタウンにはユースホステルが2軒あるので町の中心部にあるもう一軒のYHAに来て、明日の夜は空いてないかと聞いたら70NZD以上のツインルームしかないと言われた。やっぱり今後YHAは予約が絶対必要だな。


ユースホステルの真ん前のワカティプ湖が文句なく美しい。



この~木、なんの木、気になる、気になる木~。


「自転車はどこに駐めればいいの?」と受付で聞くと、「前のコンテナに入れればいいよ」と言われ、大きなライオンのぬいぐるみのキーホルダーを渡された。


18時過ぎ、キッチンのテーブルでビールを飲み始めたところで、3人の日本人の方々と一緒になった。年間何カ月も海外を旅されている静岡の熟年ご夫婦(悠々自適なのは間違いないが、泊まるところや遊び方はバックパッカーとまったく同じで、お金のかかるアクティビティはほとんどされていない)と、ワーキングホリデーで先月からニュージーランドに来たばかりの愛知の23歳の女の子。ニュージーランドにめちゃくちゃ詳しいご夫婦を中心に20時頃まで話しこんだ後、ご夫婦が部屋に戻られた後も女の子の方と21時過ぎまでずっと話しこんでいた。これだけ日本語を長時間しゃべったのはマウント・クックのYHA以来だった。


ワーキングホリデー中の23才の日本人の女の子、カナエちゃん。ニュージーランドの前はカナダでワーホリしていて、日本に帰って1年働いて、先月からNZに来たばかり。今は南島を一人旅中。


その後、シャワーを浴びて、ダイニングルームでウィスキーのお湯割りを飲みながら、ツイッターにちょこちょこ書いていたらいつの間にか0時近くになり、真っ暗な部屋に戻って(同室者は2人だけすでに寝ていた。どんな人かは知らない)、0時半頃に寝た。

追記
同室の若いロッククライミング好きのドイツ人青年と話していて、僕が「君は今日クイーンズタウンに来たの?」と聞いたら、「一緒のバスに乗ってたじゃないか」と言われた。そう言われれば確かに僕の斜め横に座っていたように思う。ごめんよ、欧米人の顔はアジア人には覚えにくいんだ。その後、別の欧米人にも「やあ、また会ったね!」と言われたが、ここに来るまでによく似た顔の人と最低でも20人は話してきてるので、申し訳ないけどまったく思い出せなかった。その人の話だと、どこかのキャンプ場で僕と会って話したらしい。向こうは自転車でキャンプ場に来る日本人が珍しいので僕のことを覚えているのだが…。

クイーンズタウンにやって来て何が一番うれしいかと言えば、サンドフライがいないことだ。今までは「今夜は雨の心配をしなくてもいい」とか、「このキャンプ場はWi-Fiが使える」とか、そういうのが一番の喜びだったが、今は違う。「今日も明日もサンドフライに噛まれなくて済む」というのが一番の喜びである。

日本を離れて1カ月と数日経ったが、まだ日本に帰りたいという気にはまったくならない。けっして恋しい物がないというわけではない。白米はもう丸1カ月間も食べていないし、毎日シャワーばっかりで「お風呂」にはもう40日以上入っていない。焼酎や日本酒も同じく飲んでいない。でもまあ、無ければ無いで我慢できるのだ。

予約は必要だが、この国のバス輪行はめちゃくちゃ楽だ。
クイーンズタウンまでバス輪行

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1967年滋賀県長浜市生まれ。05年11月、38歳で健康のためにクロスバイクを買ってサイクリングを始めるや自転車の魅力にのめりこみ、06年3月にはロードバイク、07年5月にはマウンテンバイクも購入。「速くなくてもいい、ただ遠くへ行きたい」をモットーに、ツーリングやポタリングを楽しむ日々を送っている。高校卒業後、1986年4月~2011年5月に渡る24年2カ月の大阪生活を終え、6月1日より長浜市民に戻ったばかり。

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