TOP画面 ただ自転車通勤のためでなく ニュージーランド長期ツーリング<38日目 クイーンズタウン~ワナカ編>

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ニュージーランド長期ツーリング<38日目 クイーンズタウン~ワナカ編>

タンデムで旅をするカナダ人親子のロブさんとクリオールちゃん(12歳)
キャノンデールのタンデム車+トレーラーで旅をする
カナダ人のロブさんとクリオールちゃん親子

(写真をクリックしていただくと、拡大画像をご覧いただけます。)
起きたのは5時半頃。ベットの上で昨日の日記の続きを書いた後、6時過ぎには出発準備を始めた。同室者は昨日とまったく同じ。みんなまだ寝てるだろうと思ったらイギリス人のバックパッカーの女の子が僕とほぼ同時に起きて出発準備を始めた。朝一番のバスで移動するらしい。

今日は標高1076mの厳しい峠、「クラウンレンジ」越えがあるので早く出発したかった。朝食は補給食の「One Square Meal」だけで済ませ、7時40分には2晩泊まった「バンブルズ・バックパッカーズ」をチェックアウトした。

まずは市の中心部にあるユースホステル(YHA)に行って、これから向かうワナカのYHAを予約した。受付にいた男性スタッフが、僕が泊まったもう一軒の湖畔のYHAにいた人と同じで、僕のことを覚えていたので何も言わなくても自転車旅行者割引で19NZDにしてくれた。


その後スーパーマーケットに寄って補給食と昼食のパンを買い、8時25分頃に出発した。今日はワナカまで行くのだが、6号線で行くと106kmと書いているが、途中からはクラウンレンジを越える最短ルートの89号線に入るので、距離は30km以上短くなる。ただし、クラウンレンジはニュージーランドの国道では最も標高の高い場所で、すごい激坂だと聞いていたが景色がめちゃくちゃ良いらしい。


20km近く走ってクラウンレンジに向かう89号線(標識には「89」とは書いてなかったが、ガイド本の「PEDALLER'S PARADISE」によれば89号線らしい)との分岐点まで来たが、それはいきなり12%くらいの激坂から始まっていた。重さ約25kgの荷物を積んで僕の自転車で上れるわけもなく、最初から押すしかない…。峠までの標高差は700m以上あり、距離は10km以上あるようだが、すべて押しになることも覚悟した。



上り始めてすぐに、トレーラーを引いたクロスバイクが下ってきた。お互いに「ハロー!」と挨拶してすぐに停まった。自転車旅行者同士は会った瞬間から友達だ。そのまますれ違ったりはせず、停まって話をする。その人はスイス在住のカナダ人・ロブさんという人だった。年齢は50代前半くらいに見えた。ニュージーランドには4週間の滞在予定だとか(「4週間しか休みが取れなくて…」と言っていたが、日本じゃ入院でもしないと4週間も休めないよ.笑)。今日はクラウンレンジの麓にあるカードローナのホテルから来たそうで、僕はロブさんからこの先のコース情報を教えてもらい、僕からはロブさんにあの150kmのオール未舗装の自転車道「Otago Central Rail Trail」のことを教えてあげた。彼の方から「あの、なんとかいうレイルウェイには行った?」と聞いてきたからだ。やはり有名な自転車道だけのことはあるが、ロブさんのクロスバイクとトレーラーでは相当厳しいことは明らかなので、MTBがいくらでも借りられるし、ピックアップサービスも充実してるからそれを利用した方がいいとアドバイスした。


ロブさんと別れた後、再び超激坂を押して上り始めた。日本では珍しくないが、ニュージーランド南島ではかなり珍しい(と思う)九十九折の激坂が続いた。PEDALLER'S PARADISEには最初の3kmは厳しいスイッチバックが続くと書いてあった。



コーナーに書かれた落書きはやはりサイクリストの仕業だろうか? ここでヒルクライムレースでもあったのかな?


僕が激坂を押して上っているのを見て、自転車を積むためのキャリアを付けた車が一台停まり、ドライバーが、「頂上まで乗せてってやろうか?」とありがたい言葉をかけてくれたが、「好きでやってるからいいんです。頂上までこれで頑張りますよ」と丁重に断った。


最初の3kmを過ぎると勾配が緩くなり、そこから5kmくらいは乗って走ることができた。良かった、頂上まで全部押しになるかもしれないと思っていた。降りて押せば楽ってわけではないのである。遠くに見えている湖はワカティプ湖かな?



しかし、上り始めて8kmが過ぎたあたりから再び超激坂が牙をむき、また押すしかなくなった…。



途中に素晴らしく見晴らしの良い場所(LOOKOUT)があったのでしばし休憩。



休憩後も超激坂は続いた。景色はもちろん最高だが…。



そして13時過ぎ、ついに標高1076mのクラウンレンジの頂上に到着した。ロブさんとの立ち話や写真撮影および休憩を含めてだが、わずか10kmちょっと上るのに3時間近くかかってしまった。ここは日本の坂バカ達に捧げたくなるような激坂絶景ロードだ。あのアマンダちゃんもここを上る気なのだろうか? 果たしてあのトレーラーを引いて上れるだろうか…。



イギリス人夫婦の奥さんが、頼んでないのに「シャッター押してあげるわ」と言って撮ってくれた僕の写真。


ワナカ側への下りは、クイーンズタウン側に比べると勾配がきつくなく、楽しい下りだった。


5kmくらい下ったところで、今日最もうれしかったことがあった。向こうからキャノンデールのタンデム車に乗ったカナダ人の親子サイクリスト、ロブさんと娘のクリオールちゃん(12歳)が上ってきたのだ! タンデムに乗ってさらにトレーラーまで引いているので、長さは3メートルを優に超えていた。「娘はまだ小さいから別々の自転車に乗るよりもこの方が安全なんだ」という。お父さんの後ろで健気にペダルを漕ぐクリオールちゃんが、めちゃくちゃかわいかった! けっして自転車バカの父親にむりやりやらされてるという感じじゃなく(笑)、心からサイクリングを楽しんでいる様子なのが素晴らしい。彼女はすごく明るくて僕にもどんどん話しかけてきた。ここから頂上までの5kmはかなり厳しいものになるだろうが、クリオールちゃんなら最後までお父さんと一緒に頑張るに違いない。


ロブさんとクリオールちゃんは北島のオークランドから旅を始めたらしいが、「北島は車が多すぎて、道路の路肩もほとんどないし、ろくなもんじゃないよ。君は北島も行くの?」とロブさんに聞かれたので、「行くつもりはしているけど、この調子だとあまり時間がないので、北島は良いところだけ行こうかと思ってるんだ」と言うと、「それがいいよ。電車をたくさん使うといい。北島で会った有名なサイクリストのWebサイトがすごく役に立つから、後でメールで送ってあげるよ」とのことで、僕のメールアドレスを教えて別れた。

ロブさん&クリオールちゃん親子と別れた後、僕はうれしくて顔がほころびっぱなしだった。こういう人達との出会いがうれしくて仕方がないからこそ、僕は旅をしているのだ。

スキー場が有名らしいカードローナの (めちゃくちゃ小さい町)にある「カードローナ・ホテル」。今日最初に会った方のロブさんが、昨夜ここに泊まってすごく良かったんだとか。


クラウンレンジから下った後は、ワナカまで下り基調ではあるものの、向かい風と細かいアップダウンがたくさんあり、思ったほど楽ではなかった。クイーンズタウン周辺はニュージーランドにしては羊が少ないなと思った。

途中ですれ違ったローディの女性がその後引き返してきて、「町まであと8kmよ。頑張って!」と僕を追い抜いていった。


左前方に雪のたくさん残る山が見えてきた。


ついにワナカ湖が見えてきた!もうすぐそこだ!


そして15時40分頃、ワナカ湖に到着。ここも美しい湖だ。この日も午後からは暑かったので、冠雪した山々をバックに泳いでいる人達がたくさんいた。ワナカ湖畔にあった観光案内所の「i-SITE」で予約したYHAの場所を教えてもらったら、すぐ近くだった。



16時、YHAワナカにチェックインした。今まで泊まったYHAでは設備は一番かもしれない。こんなところに19NZDで泊まらせてくれるこの国のYHAの自転車旅行者割引は本当に素晴らしい。



このYHAのレンタル用のMTBはけっこう良いやつに見えた。2枚目の写真は宿泊者用のバイクスタンド。


この町にも大きなスーパーマーケットがあるのでうれしい。今日の晩ごはんは特大サラダとソーセージとリンゴとビール。


広々したダイニングルームで夕食を食べながら、今日の出来事を24回連続でツイッターにアップした。YHAが契約しているWi-Fi会社の「GLOBAL GOSSIP」は僕の知るかぎりニュージーランドで最も安く(15分1NZD、24時間で9.95NZD)、スピードも速くて大好きだ。なぜどこの宿も店も「GLOBAL GOSSIP」と契約しないんだろう?

今日は重さ約25kgの荷物を積んだMTBを押して超激坂をさんざん上ったので、下半身と両腕のダメージが大きい。21時過ぎにはベッドに身を横たえ、音楽を聴きながら日記を書き始めたが缶ビールを4本も飲んでしまったので、すぐに眠くなってしまった。今夜の同室者はオーストラリア人カップルとフランス人カップルと、あともう一人はどこの人か知らない。みんな20代だろう。寝たのはたぶん22時過ぎだと思う。

標高1076mのクラウンレンジの頂上。超激坂だった。
標高1076mのクラウンレンジ頂上

コメント

Hello

クイーンズタウンのYHAであったかなえです。
やっとBLOGを拝見することができました。
素晴らしい旅を続けてらっしゃいますね。
これからも楽しみにしてます!

NZに行きたいんです

自転車で旅されてるんですね・・・
僕も今度したいなと考えています。
海外旅行自体初めてなので色々教えていただけると嬉しいです。
連絡いただけますか?

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Author:天五
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1967年滋賀県長浜市生まれ。05年11月、38歳で健康のためにクロスバイクを買ってサイクリングを始めるや自転車の魅力にのめりこみ、06年3月にはロードバイク、07年5月にはマウンテンバイクも購入。「速くなくてもいい、ただ遠くへ行きたい」をモットーに、ツーリングやポタリングを楽しむ日々を送っている。高校卒業後、1986年4月~2011年5月に渡る24年2カ月の大阪生活を終え、6月1日より長浜市民に戻ったばかり。

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