TOP画面 ただ自転車通勤のためでなく ニュージーランド長期ツーリング<39日目 ワナカ~マカローラ編>

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ニュージーランド長期ツーリング<39日目 ワナカ~マカローラ編>

Hawea湖
サイクリストにはワカティプ湖よりもワナカ湖よりもお勧めのHawea湖。

(写真をクリックすると、拡大画像をご覧いただけます。)
今朝は6時前に目が覚めた。同部屋の他の5人はもちろんまだ寝ているので、いつものようにベッドの上で昨日の日記を書き、ブログにアップしてキッチンに行った。

朝食は昨日買っておいた小さいパン3つと、リンゴ3つと紅茶。朝食の写真は撮り忘れたが、足元に寄ってきたこの宿の飼い猫の写真は撮った。かわいい猫だった。


今日のコースはワナカからマカローラまでの60数km。昨日の疲れも残っていたし、ワナカのユースホステル(YHA)も快適だったが、標高図を見るとギザギザが多いのが少し気になるものの、昨日よりしんどいということはあるまいと思い、連泊はせず出発することにした。


9時半過ぎにYHAワナカを出発した。84号線を東へ少し進むと6号線に当たるので、ここを左折してHawea湖/ウエストコースト方面に向かう。「Hawea」はどうカタカナにすればいいんだろう? ハウィア? ハウェア?


ワナカの観光名所のひとつらしい「パズリング・ワールド」だったかな?


最初のうちはまあ、この国では平凡な道と景色だった。



北海道のような「サイロ」はないけど、「干草ロール」はニュージーランドでもよく見かける。でも頻度は北海道の方が多い。


ワナカから15kmほど走ってHawea湖に到着すると、ここも本当に美しい湖だった。そしてここから先の今日のコースは、世界中のサイクリストに勧めたくなるような、自転車ツーリングにはまさにうってつけのコースだった。ほとんど観光地化されていないHawea湖沿いのこの6号線は交通量も少なく、観光客もほとんどいない。僕のように約25kgの荷物を積んで走るにはけっして楽ではないアップダウンがあるものの、空荷で走っていたらほとんど問題にならない程度。いつかもう一度、ロードバイクでここを走りたいと思った。個人的にはクイーンズタウンのワカティプ湖よりも、ワナカのワナカ湖よりもはるかにサイクリストにお勧めしたいツーリングコースだ。本当に素晴らしかった。

Hawea湖が美しすぎて、なかなか先に進めない。












Hawea湖畔を20km近く走ったあたりだったろうか。前方からサイドバッグを付けた自転車がやってきた! 北島在住のニュージーランド人・アントニー君で、南島最北の町、ピクトンからウエストコースト沿いに南下してきたんだとか。僕よりもはるかに軽装備だが、毎晩キャンプしているという。ウエストコーストのサンドフライ情報を聞くと、サンドフライに脚じゅうを噛まれた跡を見せられた。ああ、サンドフライ…。ニュージーランドを嫌いにさせるあの忌まわしい虫ども…。早くもウエストコーストに行くのをやめたくなったが、ニュージーランド人のアントニー君でさえ「めちゃくちゃグレートな景色!」というほど素晴らしかったらしい。店も宿もない区間が長いので(サンドフライだらけのキャンプ場ならある)、僕が明日泊まる予定のハーストで食料をたくさん買うように言われた。


Hawea湖が見えなくなるとすぐ、今度はまたまたワナカ湖が見えてきた。この6号線はHawea湖とワナカ湖の間を北上するルートなのだ。このあたりになるとワナカ湖もまったく観光地化されていないので観光客もほとんどおらず、景色もHawea湖に負けず劣らず素晴らしかった。




ワナカ湖が見えなくなった後も景色はけっこう良かった。約55km走ってマカローラに入った。今夜泊まろうと思っていたキャンプ場まではあと10kmと書いてある。正直言えば、今日は楽だろうと思っていたが全然楽ではなかった。もちろん空荷で走っていれば楽なのだが、重装備で走るには細かいアップダウンの多さが手数の多いジャブのようにどんどん効いてきて(ボクシングをやったことはないけど.笑)、前日のクラウンレンジ越えの疲れもあって、あと10kmという表示を見た時は「エーッ、まだ10kmもあるの?!」とガクッときた。ああ、本当にいつかもう一度、一番楽なロードバイクでこのコースを走ってみたい…。



マカローラはめちゃくちゃ田舎町だが店はある。最初に現れたこの店でサンドイッチでもと思ったが、5.50NZDもしたのでコーラだけ買って、朝の残りのパンを食べた。時刻は15時過ぎだったが、実は昼メシを食べてなかった。


15時50分、ようやく今夜泊まるキャンプ場「マカローラ・ツーリスト・センター」に到着。カフェとショップとホリデイパークのような複合アコモデーション施設がセットになった便利な場所だ。テントサイトは12NZDと安いが、ショップでアイスクリームを買ったら2.60NZDもしたので呆れた。ガリガリ君の3分の2ほどのサイズしかないのに、3倍近い値段だよ…。今日は日本人にとってはゴールデンウィークの快晴時くらいの気温だったと思うが、たぶんニュージーランド人にとってはたまらない暑さだったに違いない。たまたまバスでやってきてショップを訪れた女子高生たち(たぶんスポーツの試合の帰り)が、みんな「暑い暑い」と言ってアイスクリームを買っていた。



テントサイトもキャンピングカー向けのパワーサイトも一緒になったその場所は大部分は芝生が禿げてしまっていたが、端の方はフカフカの良い芝生が残っていたのでそこにテントを張った。バックに大きな山があってロケーションも悪くない。ただ天気が良すぎて暑いので、もっと遅くなるまでは中にはいられないだろう。テント設営の後はまずシャワーを浴びた。


今夜の晩ごはんは缶入りシチューとインスタントラーメン。


「BOTTOM LODGE」と書かれたこの建物が、キッチンとダイニングルーム。「ボトムロッジ」なんて言い方は初めて見た。


カフェではビールも買えた。745ml瓶が7.5NZD。キッチンにコップがなかったので、コーヒーカップで飲んだ。


キッチンでビールを飲んでいたら、オルトリーブのサイドバッグを両手に持ったカップルの自転車旅行者が入ってきたので、すぐに友達になった。カナダ人のロブ(なんと昨日からカナダ人の男性サイクリスト3人と会って、3人ともロブとは!)とゾーイ。彼らも先に北島を周ってきたらしく(僕もチヒロがクライストチャーチに住んでいなかったら先に北島から周っていたはずだ)、僕が昨日会ったカナダ人ロブさん&クリオールちゃん親子の話をすると、彼らも北島であの親子に会ったそうで、家もとても近いんだと言っていた。


ロブ&ゾーイのカップルにこの国のユースホステル(YHA)の自転車旅行者割引のことを話すと、やはり彼らも知らなかったようで、毎晩キャンプしているみたいだが、明日はワナカのYHAに泊まろうと言っていた。マウント・クックのYHAで僕がこの割引を受けて以来、自転車旅行者に会う度に教えているが、今まで誰も知らなかった。僕が広めて回っているようなものだ(笑)。彼らにYHAマウント・クックのマネージャーのジェイソンさんがサイクリストで、僕のことをサイクリストだと見抜いて、わざわざコンピュータで僕が前日払った金額を調べ、「あんたは払い過ぎている」と言って現金で24NZD返してくれたエピソードを聞かせると、目を輝かせて「クール!」と言っていた。

彼らからは恐ろしい話も聞いた。僕がこの先泊まらざるを得なくなるかもしれないキャンプ場(簡易トイレとピクニックテーブルしかないような場所)のサンドフライがひどく、朝起きたらテントの天井がサンドフライで真っ黒になっていたというのだ! 僕にとってはもはやホラー映画だ…。嫌だ、そんなところで絶対キャンプしたくない!
(後から思えば彼は「真っ黒」を「All Blacks」と言ったような気がするので、ひょっとするとニュージーランドのラグビー代表チームの名前に引っ掛けたカナディアンジョークだったのかもしれない。そう思うことにしよう.笑)

ロブ&ゾーイの自転車とテント。自転車は2人ともSURLYのツーリング車で、レンタルではなくカナダから持ってきたそうだ。SURLYのツーリング車はかなり人気があると思う。


ロブ&ゾーイのカップルがテントに戻っていった後は、キャンピングカーで泊まりに来ている2組の60代と思われる熟年ご夫婦と話をした。一組はフランス在住のスイス人とフランス人のご夫婦で、スイス国境に近い場所に住んでいて、毎年ツール・ド・フランスが近くを通るため生観戦しているんだとか(羨ましい…)。もう一組はオランダ人夫婦で、これまでに15カ国以上旅してきたらしいが、ニュージーランドは初めてで、今までで一番美しい国だと言っていた。オランダが小さい国だとは知っていたが、東西も南北もわずか数百kmしかないことを初めて知った。「旅に出ると、こうしていろんな国の人達と話ができるのが最高だよ」とのこと。まったく同感です。

オランダ人夫婦におやすみを言ってテントに戻ったのが21時過ぎだった。いつもならもっと遅い時間までキッチンにいるのだが、ウエストランドまであと80kmくらいなのでこのキャンプ場にもわずかながらサンドフライがいて、サンダルでキッチンにいたらまた足を数カ所噛まれてしまったので、たまらずテントに避難することにした。明日からしばらくはけっしてサンダルは履くまい。そしてキャンプ場では絶対にソックスを履こう。ソックスさえ履いていればサンドフライに一番痒い足の指を噛まれることはない。

さすがにニュージーランドも夏らしくなってきて、22時過ぎにはまだ寝袋にすっぽりくるまって寝るには暑く、今夜は寝袋のファスナーを全開にして羽毛ぶとんのように上から掛けて寝ることにした。iPodで音楽を聴きながら、眠りに落ちたのはたぶん23時前だったと思う。

カナダ人カップルのサイクリスト、ロブ&ゾーイ。
カナダ人サイクリストのロブ&ゾーイ

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Author:天五
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1967年滋賀県長浜市生まれ。05年11月、38歳で健康のためにクロスバイクを買ってサイクリングを始めるや自転車の魅力にのめりこみ、06年3月にはロードバイク、07年5月にはマウンテンバイクも購入。「速くなくてもいい、ただ遠くへ行きたい」をモットーに、ツーリングやポタリングを楽しむ日々を送っている。高校卒業後、1986年4月~2011年5月に渡る24年2カ月の大阪生活を終え、6月1日より長浜市民に戻ったばかり。

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