TOP画面 ただ自転車通勤のためでなく ニュージーランド長期ツーリング<43日目 ハースト~フォックス・グレーシャー編>

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ニュージーランド長期ツーリング<43日目 ハースト~フォックス・グレーシャー編>

雨の中、100km以上走った。
124km走り、100km以上は雨だった…。

(写真をクリックしていただくと、拡大画像をご覧いただけます。)
起きたのは5時40分頃か。昨日の日記は久々に昨日寝る前にブログにアップできたので、さっそく出発準備を始めようとして前夜シャワーを浴びてなかったことを思い出し、熱いシャワーを浴びてから出発準備を開始した。朝食は7時40分頃からカップラーメンとゆで卵3つを食べた。

3泊もした「ワイルダネス・バックパッカーズ・ハースト」を出発したのは8時半頃だった。この時は雨も降っておらず、ところどころに晴れ間も見えていたので、「よかった、今日は大丈夫だ。連泊してよかった」と思ったのもつかの間、1kmも走らないうちに早くも雨が降ってきたではないか! 思わず引き返したくなったが、出発前から降っているのと、出発してから降ってくるのとでは全然違う。そのまま進むことにした。3km先にあるハーストの観光案内所の軒下に駆け込み、オーストリッチのサイドバッグに防水性が低くて装着もめんどくさいレインカバーをかけ(次に長旅する時は絶対にオルトリーブの防水サイドバッグを買う!)、自らもレインスーツを着込んだ。そしたら雨が止んだ。サイドバッグにレインカバーをかけると雨が止むというのは僕の中では半ば定説なのだが(笑)、ここでもしずっと雨が止まなかったら、僕は観光案内所が開く9時を待って、フォックスグレーシャー行きのバスを今からでも予約できないか聞いてみたことだろう(たぶん大丈夫じゃないか)。それがすぐに止んだものだからそのまま出発してしまったのだが、まもなく後悔することになった…。


ハースト川の河口にかかる長くて細い橋。先に入った方が優先の一方通行で、向こうから来た車は自転車が渡り終わるまでずっと対岸で待っているので、こちらも立ち漕ぎをしてなるべく速く渡る。ニュージーランドはこういう双方通行できない細い橋がけっこう多い。


今日はハーストからフォックス・グレーシャー(「地球の歩き方」では「フォックス氷河村」)まで約120km走れればベストではあるものの、その35km手前にあるモーテルのキャビンに泊まるつもりだった。 地図を見ると少なくとも最初の10km以上はずっと海のすぐ近くを道路が通っていたし、実際数10メートル左には海があったのだが、海の見える区間はほとんどなかった。しかもまた雨が降ってきたので、こんなことなら昨日のうちにバスでフォックス氷河村まで移動すればよかったと思わされたし、観光案内所が開くのを待って今日のバスに乗れるか聞けばよかったと後悔したが、来た道を引き返すというのがなにより嫌なので、また雨が止むのを期待してそのまま走り続けた。


濡れた路面と最初の峠への上り。 日本より舗装の目が粗いため路面抵抗の大きいNZの道路だが、雨で濡れると多少は抵抗が減る。


30kmくらい走って、今日の前半で唯一景色の良かった「ナイツ・ポイント」に到着した。このあたりは峠が3つ連続するのだが、その一番標高の高い場所だっただろうか。雨の中で海を見たってしょうがないし、この程度の景色は日本にいくらでもあるのでなんとも思わなかったが(今のところニュージーランドの海の景色で日本よりも綺麗だと思った場所はあまりない)、トイレとニュージーランドには珍しく屋根のある東屋があったので、ここで休憩して、補給食のお菓子を食べた。ただし屋根はあってもベンチはないので、立ったままだ。自転車に乗ってる時は耐えられる寒さだったが、休憩すると途端に身体が冷えてきた。夏だろうがなんだろうが、ニュージーランドは雨が降ると本当に寒い。次々にこのナイツ・ポイントにやって来る白人の観光客ですら今日は寒そうにしていた(どんな寒い日でもTシャツ1枚で平気そうにしている白人が必ずいるのに)。



モエラキ湖だったかな? 巨大なウナギがいたり、この近くの海ではペンギンも見られるらしく、町はないけど「モエラキ・ロッジ」という名の宿はあった。


65kmくらい走ったあたりだろうか(これからはサイコンの距離を写真に撮っておこう)、「サーモンファーム」という鮭の養殖場があり、そこのトイレの軒下を借りて(軒下を借りられる場所などニュージーランドの町と町との間にはほとんどないので、ここがあって助かった)、立ったまま昼食を取った。といっても、いつもの補給食「One Square Meal」だが。ここにはカフェもあったのだが、もし雨が止んでいれば確実に中に入り、何か温かい物を食べて温かい物を飲んだだろう。しかし雨はまだまだ降り続いていたため、レインスーツを脱いで店に入り、出る時にまたびしょびしょのレインスーツを着るのが嫌だったので入らなかった。


スタートから75kmくらい走ったところで雨も止み、前方には青空も見えていたので、これでもう濡れなくて済むと思ったのだが…。


「ブルース・ベイ」という名の海岸。流木の量が凄かったので焚き火をしたくなった。ニュージーランドはだいたいどこも焚き火禁止だが…。


iPhoneをハンドタオルにくるんでレインスーツのポケットに入れていたら、レンズの内側が曇ってしまい、こんな写真に…。


15時40分、88km走って今日泊まるつもりだったモーテルに到着した。ここまでのコースを、僕は標高図には表れない細かいアップダウンが延々続くのだろうと予想していたのだが、そうでもなくて、体力を残した上で思ったよりも早く着くことができた。このモーテルの周りには見事に何もないし、Wi-Fiも到底使えそうになかったし(電波は必ずチェックする)、このままフォックス氷河村まで行きたいという気が湧いてきた。もし雨がまだ降り続いていれば迷わずここに泊まったのだが、この時は降っていなかったので、悩んだ末にこのまま先に進むことにした。しかし、無情にも3kmほど進んだところでまた雨が降り始めた。「ああ、また30kmも濡れながら走るのかよ…」とは思ったが、走り出してしまえばたとえ3kmでも引き返すのは嫌だった。


後半のハイライト写真。雨の牧場の柵になぜか大量にブラジャーやパンティ、男物のパンツが干されていた。誰が、何のために…?


「おっ!」と思った景色もあったのだが、「おっ!」と思っただけで終わった。


今日は迷った末の選択の連続だった。出発は迷わなかったが、出発してすぐ雨が降り出した時点で引き返すかどうかをまず選択、ハーストの観光案内所が開くのを待ってフォックス行きのバスのことを聞いてみるかどうかでまた選択、カフェに入って昼食を取るかどうかでまた選択、88km地点のモーテルに泊まるかどうかでまた選択、すべて前に進む方を選び続けた結果、18時10分頃、121km走ってついにフォックス氷河村に入った。町があるのはまだ先だが、あともうちょっとだ!


ここを右折して4km行って、さらに奥まで歩いていくと氷河が間近で見られるらしい。当然今日は寄ってる余裕などなかった。明日行くかも。


18時20分頃、フォックス氷河村の中心地にやっと着いた。観光案内所はもう閉まっていたが、小さい村なのでバックパッカーズ・ホステルの場所はすぐにわかった。そして18時30分過ぎ、「アイヴォリー・タワー・ロッジ」に到着。当然予約はしていなかったが、ドミトリーにはまだ空きがあった。1泊28NZD。雨はまだ降り続いていた。



2段ベッドの下も確保できた。自転車も部屋のすぐ近くに置けた。この宿にはランドリー室がなく、洗濯代3NZDと乾燥代3NZDを受付で払い、洗濯物を預けるシステムになっていた。


近くにコンビニはあるものの、19時で閉店。先に店に寄った方が良いのはわかっていたのだが、「地球の歩き方」に「夏期は早めに予約した方がよい」と書いてあったので今日は宿を優先した。夕食は手持ちの缶入りシチューとNZ産カップヌードルで済ませた。店があるからこそ頑張って1日でフォックス氷河村まで来たのだが…(笑)。僕のわびしい食事を見た同室の陽気で気さくなアメリカ人カップルが、「作りすぎたから食べて」と言って彼らの作ったリゾットみたいな料理を分けてくれた。なかなか美味しかった。


夕食後はインターネットルームでツイッターに今日の出来事を22回連続でアップした。この宿のWi-Fiは速くて快適だった。昨日までと同じWi-Fi会社のiacだったのもよかった。僕は1カ月のアクセス権を購入しているので、めんどくさい手続きをしなくてもすぐに使える。疲れ果てていたので、ツイッターにアップし終わった後は部屋に戻ってすぐに寝た。

追記
旅と冒険とスポーツは本来全然違うもの。これらを完全にミックスさせないと気が済まないKAY.T先輩(@kaytaka)のような人もいるけど、自転車旅もやはりスポーツ寄りで冒険寄りな旅には違いない。でも「旅人」という言葉が一番よく似合うのは、やはり一人旅のバックパッカーだと最近よく思う。

誰が、なんのために…?
雨の降る牧場に大量のブラジャーが…

コメント

NZの道路を走っていると、時々奇妙な風景に出くわします。今日のは、「アンディ(Under Wear 下着)フェンス」靴ばかり引っ掛けた「シューフェンス」石をタワーの様に積み上げた「タワーロード」とでも呼びましょうか、誰かが面白がって始めたところに、旅行者やそこを通る人が次々に参加して行き、面白い光景げ出来あがります。Tenjinさんも「一張羅」を寄与されました???

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Author:天五
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1967年滋賀県長浜市生まれ。05年11月、38歳で健康のためにクロスバイクを買ってサイクリングを始めるや自転車の魅力にのめりこみ、06年3月にはロードバイク、07年5月にはマウンテンバイクも購入。「速くなくてもいい、ただ遠くへ行きたい」をモットーに、ツーリングやポタリングを楽しむ日々を送っている。高校卒業後、1986年4月~2011年5月に渡る24年2カ月の大阪生活を終え、6月1日より長浜市民に戻ったばかり。

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