TOP画面 ただ自転車通勤のためでなく ニュージーランド長期ツーリング<46日目 ホキティカ~プナカイキ編>

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ニュージーランド長期ツーリング<46日目 ホキティカ~プナカイキ編>

ウエストコースト名物のパンケーキ・ロックズ
ウエストコースト名物のパンケーキ・ロックズ

(写真をクリックしていただくと、拡大画像をご覧いただけます。)
目が覚めたのは6時頃か。今日も良い天気になりそうだった。ウエストコーストは雨が多いことで知られているし、実際に雨にも降られてきたが、昨日バスでこの町に来てからは本当に良い天気だ。ベッドの上で昨日の日記の続きを書き始め、書き終わってブログにアップしてから、キッチンで朝食を食べた。パン2個とリンゴとゆで卵1個と紅茶2杯。2個余ったパンと2個余ったゆで卵は補給食として持っていくことにし、1泊20NZDで泊まらせてくれたバックパッカーズ・ホステル「マウンテン・ジェイド・バックパッカーズ」を出発したのは9時15分頃だった。


今日は85km先にあるプナカイキという人口わずか40人ほどらしい集落に泊まる予定だ。人口40人といったら人間より羊の方がはるかに多いこの国においても相当なド田舎だけど、有名な景勝地のパンケーキ・ロックズがあり、アコモデーションはけっこう多いようで、バックパッカーズホステルもあればキャンプ場もあるようだ。

地図を見て「今日から2日間はずっと海沿いに走れるぜ!」と思っていたのだが、最初の方は海と道路が離れすぎていて、水平線しか見えなかった。水平線なら世界中どこで見ても一緒だよ…。激坂があってもいいから丹後半島のように断崖絶壁の上を走ってみたかった。


白鳥を真っ黒にしたような鳥がニュージーランドの湖や溜め池には時々いる。名前は「黒鳥」だったりして?(笑)


道路がますます海から離れていき、単調でつまらないなぁと思っていると、向こうからカナダ人のイアンさんとバーバラさん(確認してないけどたぶん夫婦で、年齢は50代だと思う)が来られたので、僕から反対側に渡ってしばらくあれこれ情報交換した。2人とも昼間でも反射ベストを着用しておられるが、北島を先に周ったら車の多さに恐怖を感じ、それ以来このベストを買って着ているんだとか。「北島はすぐ近くを大型トラックがたくさん通るし、北島のドライバー達は自転車が嫌いなんだ。それでこれを買ったんだよ」と言い、「その点、南島のドライバー達はみんなフレンドリーで素晴らしいよ」と言っていた。同じニュージーランドでもそんなに違うものなのか? 確かに北島の評判はサイクリストには悪いが…。


南島のドライバー達は本当に自転車に優しくて、坂を上ってる時なんか、対向車の多くが手を振ったり、クラクションをプッと1回鳴らしたり、ハンドルを持ったまま両人指し指を僕の方に向けて微笑んだり、わざわざ窓を開けて「頑張れ!」と言ってくれたり、そうやって自転車旅行者に激励の合図を送ってくれる人が本当に多い。たまに追い抜いていく車までが激励のクラクションを鳴らしていくのでやめてほしいけど…(追い抜いた後でプッと鳴らしてくれるのはいいが、追い抜く前にププーッと鳴らす奴がいるので、白線の外側をちゃんと走ってる時なんか「なんでやねん!」とイラっとする)。

牛の写真を撮ろうとしたら向こうからどんどん寄ってきてくれた(笑)。


カナダ人夫婦の次はイギリス人のロブさんとマリアンヌさんが向こうからやって来た(これでロブさんというサイクリストに知り合うのは4人目)。確認はしてないけど、この2人も夫婦だと思う。年齢は僕と同年代か、もう少し若いくらいか。彼らも北島から先に回ったそうで、都市部は避けていたらしく、カナダ人夫婦ほどは北島のことを悪く言わなかった(たぶんカナダとイギリスの道路事情の違いも大きいだろうし)。北島の景色の良い場所をいろいろ教えてくれたが、北島の地図なんて僕はもう1カ月以上も見てないので地名を言われても全然わからなかった。先に会ったカナダ人夫婦とはすでに知り合いらしく、「何分くらい前に会ったの?」と訊くので、「15分くらい前かな」と答えた。2人はニュージーランドを12週間かけて周った後はそのまま中国に行くと言うので、「もしかして世界一周してるの?」と訊くと、マリアンヌさんが「1回では無理なので、何回かに分けながら周るつもりなの」というではないか! キャンプ場や宿で一緒になったのならもっと詳しく話を聞けるのだが、いかんせん路上ではニュージーランドについての情報交換だけでほとんど終わってしまい、残念ながら10分くらい話して別れた。


ニュージーランドではあまり見ない山羊牧場があった。チーズの直売もしているようだった。


カナダ人のイアンさんが溝にはまって落車したと言っていた鉄橋。レールがあって観光列車も通るみたいだ(1日1往復だと思うが)。この橋は本当に自転車には危険で、僕のタイヤはイアンさんよりだいぶ太いのに、それでも落車しかけた。ロードバイクは絶対に押して歩く方がよいが、後ろから車は来るし、対岸では車が待ってるし…。


33kmくらい走ったところにコンビニがあり、ここでコーラだけ買って、今朝食べきれなかったリンゴとゆで卵を食べた。


ウエストコースト最大の町、グレイマウスはほとんど素通りした。



グレイマウスを通過後、10km以上海が見えなかったが、やっと道路と海が近づき、海を間近で見ながら走れるようになった。その海の色は沖縄に似ていて、波の荒さは北海道で見たオホーツク海に似ていた。




ここからアップダウンが長らく続いたが、景色が良いと我慢できる。





ニュージーランドも日本も同じ島国。基本的に海の景色はとても似ていると思う。そう思いませんか?


17時過ぎ、約85km走って今夜泊まるプナカイキの観光案内所に到着。一番安い宿とキャンプ場の場所を教えてもらった。観光案内所の真ん前に景勝地として有名な「パンケーキ・ロックズ」と「ブロウホールズ」を見に行ける遊歩道の入口があったので、本当は17時を過ぎたら1分でも早く宿に行きたいのだが、またここに戻ってくるのも嫌なので先に見に行くことにした。遊歩道は徒歩20分で一周して戻ってこれるとか。しばらく歩くと奇岩がたくさん現れてきた。



パンケーキ・ロックズの写真がよく使われるのはこのあたり。石灰質の岩が織りなす層がパンケーキに見えることからその名が付いたとか。



これがブロウホールズ…だと思う。満潮時には潮がドッパーンと豪快に吹き上がるらしい。


奇岩は続くよ…。


遊歩道を一周し終わり、ついでに観光案内所の横にあるカフェでテイカウェイのサンドイッチを買って、ここで夕食を済ますことにした。カフェは18時で閉店みたいなので中で食べることはできず、外のベンチに座っていると、ここで飼われているのか、ニュージーランド固有の鳥、ウェカ(Weka)が周りをうろちょろしていた。この鳥もキーウィと同じく飛べないらしく、本当に周りをうろちょろしているだけなのですごくかわいい。そういえばウエストコーストに来てからサイクリストの天敵であるマッグパイ(カササギの一種で、白と黒のツートンカラーのけっこう大きな鳥。光る物が大好きで僕のヘルメットに何度もアタックしてきやがった)をまったく見ていないが、あいつらは外来種だ。


観光案内所からあと1kmほど走ると、今夜泊まる宿がある美しいビーチが見えてきた。


そして18時過ぎ、今夜の宿「ビーチ・ホステル」に到着したが、人口は40人ほどでも観光客の多い場所なので、今夜はドミトリーが満室だそうで(あいかわらず僕は予約なしの飛び込みだ)、庭でテントを張ってもらうしか泊まる方法はないと言われてしまった。しかもそのテント泊代が20NZDというから相当高い(BBH会員なら17NZD)。しかしながらロケーションは最高で、美しいビーチが目の前にある。海辺でテントを張ると波の音がうるさいのだが、iPodもあるし、チヒロのくれた耳栓もあるので、その点は大丈夫だ。それに受付の前に翌朝10時まで10NZDでWi-Fiが使い放題と書いてあったので、ここに泊まることにした。オーナーのおじさんは10桁のWi-Fiのパスワードを暗記していて、僕がiPhoneで接続すると言うと、「それなら話は早い。今から言うからその通りに入力してみろ」と言って番号を読み上げたので、言われた通りに入力すると、あっさり接続できた。10桁のパスワードを暗記してるくらいだから、この番号はたぶんずっと同じなんだと思う。チヒロとアンドリュー君に教えちゃおうかな…(笑)。



シャワーを浴びた後、宿のおじさんにサンセットは何時かと訊いたら20時55分とのことなので、宿の前のビーチで夕陽が沈むのを待ちながら、ツイッターに今日の出来事をどんどん下書き保存していった。ニュージーランドに来て以来まだ一度も夕陽が海に沈むのを見ていないが、僕はご来光運はなかなか良いものの、夕陽運はなかなか悪いので、あまり期待はしていなかった。そしたら案の定、雲に隠れて見えなくなってしまった。


サンセット見物に失敗した後は洗濯&乾燥(4NZDずつなんてニュージーランドで一番高いよ、おじさん!)。その間もツイッターに下書き保存し続け、下書きが終わったら乾燥中に28回連続でツイッターにアップしていった。

そうこうしているうちに23時を過ぎてしまった。宿に着くのが18時を過ぎると本当に大忙しでいつも大変なのである(ツイッターもブログもやってなかったら忙しくないんだけど…笑)。残り少なくなってきたこの旅の終わらせ方(北島に行くのか行かないのか、どういう周り方をしてクライストチャーチに戻るか)についていろいろ悩みながら、0時過ぎに寝た。

カナダ人カップルのイアンさん&バーバラさん
カナダ人サイクリストのイアンさんとバーバラさん

イギリス人カップルのロブさん&マリアンヌさん
イギリス人サイクリストのロブさんとマリアンヌさん

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Author:天五
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1967年滋賀県長浜市生まれ。05年11月、38歳で健康のためにクロスバイクを買ってサイクリングを始めるや自転車の魅力にのめりこみ、06年3月にはロードバイク、07年5月にはマウンテンバイクも購入。「速くなくてもいい、ただ遠くへ行きたい」をモットーに、ツーリングやポタリングを楽しむ日々を送っている。高校卒業後、1986年4月~2011年5月に渡る24年2カ月の大阪生活を終え、6月1日より長浜市民に戻ったばかり。

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