TOP画面 ただ自転車通勤のためでなく ニュージーランド長期ツーリング<48日目 ウエストポート~ネルソン(バス輪行)編>

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ニュージーランド長期ツーリング<48日目 ウエストポート~ネルソン(バス輪行)編>

ニュージーランドに来て3度目のバス輪行
ニュージーランドに来て3度目のバス輪行

(写真をクリックしていただくと、拡大画像をご覧いただけます。)
寝坊した。7時23分に目が覚めた。4時過ぎにトイレに起きた後、すやすやと二度寝ができてしまったのがいけなかった。日本にいた時は僕は二度寝がなかなかできず、4時に起きたら起きっぱなしのことが多かったのだが…。

今日は15時25分頃にこの町を出るバスで、ネルソンまで輪行するだけにした。外は昨日ここに来て以来ずっと雨だった。それにしてもこれだけ長いことニュージーランドにいるのに、日本のゲリラ豪雨みたいな本当の土砂降りにまだ一度も遭っていないのは単なる幸運なのか、元々そういう国なのか?

宿の受付でネルソン行きのバスを予約してもらった。フランツ・ジョセフ~ホキティカ間の移動に使ったのと同じバス会社、アトミック・シャトルは自転車をそのまま乗せてくれるのですごく楽だ(インターシティなど大きなバス会社は輪行袋か箱が必要)。実はこの宿はアトミック・シャトルとは提携していないことを後で知ったが、管理人のヴィッキーさん(女性)は嫌な顔ひとつせずアトミック・シャトルに電話して予約を入れてくれ、15時15分に宿の前まで迎えに来てくれるよう手配してくれた。運賃は65NZD(移動距離は230kmくらいか)で、ドライバーに現金で直接支払うよう言われた。そしてチェックアウト時間の10時以降も、部屋さえ明け渡せば自転車と荷物を建物内に置いてTVルームやキッチンも自由に使ってよいと言ってくれた。こういうところがニュージーランドのホステルのありがたいところだ。

今朝の朝食は昨日買っておいたガーリックツイストパンとリンゴ3つと紅茶2杯。


朝食後、iPodで音楽を聴きながらTVルームで昨日の日記を書いていると、昨夜遅くレンタカーでやって来たニュージーランド人の女の子2人組がでかい音でビデオを見始めたので、音楽を聴くのは諦めた。彼女達が見ていた映画はクエンティン・タランティーノ監督の「ジャッキー・ブラウン」。僕は一時期タランティーノマニアだったのでもちろん見たことがある。彼女達も2人ともタランティーノの大ファンだそうで、僕が「レザボア・ドッグズ」を20回以上見たと言うと、一人が「ほんとに! 私も10回は見てるわよ!」と言っていた。それにしても僕は宿で映画のビデオを見たいなんて全然思わないし、いつもブログとツイッターの更新に追われて読書する時間もないのだが、どこの宿でもヒマそうにビデオを見ている若者が必ずいる。そんなもん家で好きなだけ見ればいいのに…。


午前中に日記を書き終えてブログにアップした後、町に出てカフェに入り(雨は午前中いっぱい降っていたが、午後は晴れてきた)、パイと春巻きとフライドポテトとコーラで昼食。14NZDもしたので後悔した。


14時頃、今夜泊まりにやって来た台湾人のワーキングホリデー中の女の子とキッチンでいろいろ話をした。中国人はたいてい僕を無視するが、台湾人は以前ホリデーパークで会った若者達もそうだったけど、すごくフレンドリーだ。中国人も台湾人も僕を見ると一瞬で日本人だとわかるみたいで、彼女は最初から僕を日本人だと決めつけて話しかけてきた。地図を見ながら僕がこれまで周ってきたコースを説明していると、サイクリストでもない彼女が、あのOtago Central Rail Trailのことを知っていて、「そこ有名だから私も行ってみたいの!どうだった?」と言うではないか。正直に感じたまま答えたが、普段まったく自転車をやってない人が3日も4日もダートの道を走り続けて楽しいものだろうか…?

15時過ぎ、宿の前でバスを待っていると、でかいバスが来て団体客が降りてきた。昨夜はガラ空きだったが、今夜は満室か?


バスは10分遅れの15時25分にやって来た。ドライバーはよく太ったいかにもタフそうな女性だった。一番前に座っていた乗客が微笑みながら僕に手を振るので誰かと思ったら、フランツ・ジョセフのYHAで僕のツール・ド・フランスのスカルキャップを見て「ツール・ド・フランスに出たことがあるんですか?」と真顔で話しかけてきた、あの日本の漫画好きのフランス人、ヴィンセント君だった。彼はグレイマウスのYHAで一泊した後、アーサーズ・パス国立公園でトランピング(ニュージーランドではトレッキングのことをそう呼ぶ)を楽しんでいたらしく、2泊したと言っていた。


今回ウエストポートからネルソンまでバスで輪行することにしたのは、その間の景色が、日本だと言われてもあまり違和感のない山と川と、それ以外は見飽きた牧草地だろうと思ったからだが、大半は予想通りだった。特に前半のBULLER川沿いの景色なんて、いつも鉄人児玉さん達と一緒に走ってる奈良山中そのものといった感じだった。もちろん景色が悪いわけではない。僕にとっては全然珍しくないだけだ。それにしても地図とガイド本のちょっとした説明を読んだだけで景色が予想できてしまうなんて、僕もなかなかニュージーランド通になったものである(笑)。もし、もう一度自転車でニュージーランドを周るとすれば、この国の至れり尽くせりのモーターキャンプ場やバックパッカーズ・ホステルを泊まり歩くかぎり自炊道具は全然必要ないので持っていかない。同じく宿泊施設に必ず洗濯機と乾燥機があるので衣類もかなり減らせる。自走してもつまらないと知っている区間はどんどんバスで輪行し、気に入った町にはもっと連泊して町の周辺をさらに時間をかけて探索する。もちろんそれまでに英会話力ももっと身に付けておく。そうすれば今回よりも体力的に楽で、いろんな人達ともっと深いコミュニケーションができ、より有意義な旅ができると思う。初めてその土地をサイクリングする時がいつも一番楽しいとは限らないし、若い時の方が必ずしも旅が楽しいとも思わない。サイクリングも旅も経験豊富な方が楽しいと僕は思う。


バスは19時前にネルソンのYHA前に到着し、僕とヴィンセント君の2人を降ろした。彼もYHAのある場所ではYHAに泊まると決めているようだ。彼は予約してるそうだが、僕はまた予約なしの飛び込み。ウエストポートの観光案内所で予約してもらおうとしたら、「あなたのために予約してあげることはできるけど、それだと割引が受けられないの。それでもいい?」と言われてしまい、宿に戻って自分でiPhoneで予約しようとしたらこれもうまくいかず(それに自転車旅行者割引も受けられない)、仕方なくまた予約なしで来てしまったのだ。ベッド数が多いのは確認していたし、大きな町だから他にもバックパッカーズがいくつもあるので、まあ泊まるところは大丈夫だと思っていた。


ウエストポートからバスで230kmくらい移動してきたのに「自転車旅行者だから割引して」とは言いにくいので、何も言わなくても向こうがそれと気づいてくれるように、YHAの前でバスを降りたのにわざわざ自転車にサイドバッグを装着してヘルメットも被り(笑)、入口のドアに自転車を立てかけて中に入って行くと、期待通り受付にいたスタッフの女性が、「自転車でニュージーランドを旅してるの? だったらすごい割引があるわよ」と言ってくれた。「もちろんよく知ってます」とは言わず、「Oh, thank you.」とだけ返事した(笑)。幸いドミトリーにはまだ空きがあり、いつもの19NZDを払って5人部屋の2段ベッドの下を確保できた。

自転車は受付の横にある「BIKE STORE」に入れさせてくれた。


ネルソンは大きな町でYHAの近くには24時間営業のマクドナルドもある。入口に「FREE Wi-Fi」と書いていたので夕食はここで取ることにした。ビッグマックセットのLARGEとチキンサラダ。17NZDもしたのでLARGEにしたのは後悔した。マクドナルドと宿泊代が2NZDしか違わないなんて…。ハンバーガーはマクドナルドより普通のカフェで食べる方が断然美味しいと思うのだが、FREE Wi-Fiの魅力は捨てがたい。ここでツイッターに今日のことを何度かアップした。


自転車ショップを早くも2軒見つけた。


明日は人気観光地のゴールデン・ベイがあるタカカまで105km走りたいが、標高810mのタカカ・ヒル越えが待っている。もしかすると標高差ではニュージーランドに来てから最大かもしれない。「PEDALLER'S PARADISE」を見ると、勾配はクイーンズタウンからワナカまで行った時に越えたクラウン・レンジ(標高1076m)ほどきつくはなさそうだけど、あの日はトータルでは65kmくらいの移動だったので、今回の105kmはやっぱりかなり怯む。リンディス峠(標高965m)を越えたオマラマ~クロムウェル間の123kmよりは確実にマシだと思うけど…。


21時20分頃にマクドナルドを出ると、クイーンズタウンやワナカにいた頃より外が明らかに暗いのに気が付いた。ネルソンは南島の最北に近い。ニュージーランドは南に行くほど日が長いのだ。

部屋に戻るとまだ誰もいなかった。シャワーを浴びて戻ってくると、マルクス君というブラジル人の青年が戻っていたので少し話をした。ブラジル人=陽気という、僕が持っていたイメージとはまったく違い、内気でボソボソとしゃべる彼はオークランドの学校でずっと英語の勉強をしていたそうで(僕が言うのもなんだけど確かに英語が上手くない)、ニュージーランドを旅行するのはこれが初めて。あと数週間したらブラジルに帰るんだそうだ。

マルクス君がキッチンに行った後はアメリカ人青年が入ってきた。ミシガン州在住で(冬だからすでに気温はマイナスだとか)、ニュージーランドに来てからまだ日が浅く、昨日まではこの近くのエイベル・タズマン国立公園で遊んでいたそうだ。名前は聞くのを忘れた。

彼もキッチンに行ってしまったので(小さなリンゴを1個くれた)、部屋の電気を消してベッドの上で今日の日記を書いてるうちに23時20分頃になったので、続きは翌朝書くことにして、iPodで桂米朝を聴きながら寝た。海外生活が1カ月以上続いてる今、名人の落語を聴きながら寝るのは以前にも増して心地良い。

YHAネルソンの自転車倉庫
YHAネルソンの自転車倉庫

コメント

お久しぶりです!!

高橋さん相変わらずお元気そうで何よりです!
Mt.CookYHAで同室だったゆりです!覚えていますか?
高橋さんと別れてからちょくちょくブログ見ています!^^
もうネルソンなんですね~!
DunedinYHAに私とマサも行って、お会いできるかな~って言ってたんですが、レセプションの人から今朝出て行かれましたよって聞いて、、、残念でした;_;
私達は4日に日本に帰国して、私は次のワーホリに向けて資金稼ぎを始めるところです!
マサは高橋さんの影響を受けて、自転車買おっかなって言ってましたよ笑
どうかお体に気をつけて、これからも素晴らしい旅を続けてください!
日本からも応援しています!

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Author:天五
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1967年滋賀県長浜市生まれ。05年11月、38歳で健康のためにクロスバイクを買ってサイクリングを始めるや自転車の魅力にのめりこみ、06年3月にはロードバイク、07年5月にはマウンテンバイクも購入。「速くなくてもいい、ただ遠くへ行きたい」をモットーに、ツーリングやポタリングを楽しむ日々を送っている。高校卒業後、1986年4月~2011年5月に渡る24年2カ月の大阪生活を終え、6月1日より長浜市民に戻ったばかり。

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