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ニュージーランド長期ツーリング<53日目 ネルソン市内でグダグダ編>

マレーシア人のご夫婦が営む寿司の屋台
マレーシア人夫婦が営む寿司の屋台

(写真をクリックしていただくと、拡大画像をご覧いただけます。)
目が覚めたのは6時頃だっただろうか。昨夜はイギリス人のおじさんとスイス人のダン君と僕の3人でこの5人部屋を使っていた。ダン君が一番先にベッドから起きて、そのまま荷物をまとめて部屋から出ていった。朝早いバスで次の町に移動するんだろう。僕はベッドの上に寝転んだまま昨日の日記を書き、ブログにアップしてから起き出した。

イギリス人のおじさんも起きたので話してみると(2晩同室だったのに今までほとんど話す機会がなかった)、ヨークシャー地方在住のジャックさんという人で、年齢は60歳くらいに見えるけど聞いていない。実はサイクリストであることも判明し、イギリスで乗っているロードバイクとMTBの写真も見せてもらったが、青色が好きらしく、フレームは両方ともブルーだった。ただニュージーランドでは自転車旅をしているわけではなく、ここネルソンではもっぱらウォーキングを楽しんでいるという。


ジャックさんは自転車に乗りたい時だけ宿や自転車屋でMTBをレンタルし(少なくともMTBならニュージーランド中どこでも借りられる)、あの150kmのオール未舗装の自転車道「Otago Central Rail Trail」もレンタルMTBとレンタルパニアバッグで走ったという。僕は2泊3日であそこを走ったが、彼は2日で走りきったというからすごい。僕とは逆にミドルマーチからスタートしたそうで、初日のランファーリーまでの60kmはずっと上り基調だし、2日目のクライドまでの90kmは大半が下り基調とはいえ、あそこは下りでもしっかり脚を回す必要があるので、90kmもあのガタガタ道を走り続けるのはやはりしんどかったとのこと。僕が「これが僕の自転車だよ」と言ってリンディス峠で撮った写真を見せると、その荷物の多さを見て「こりゃ自転車と荷物(bicycle with luggage)じゃない、荷物と自転車(luggage with bicycle)だよ」と笑っていたので、本格的な自転車旅はしたことがないようだ。

僕が1階に降りてダイニングルームでパンと紅茶で朝食を取り始めたのは9時前だった。ジャックさんは紅茶を飲みながら今日歩くコースを入念にチェックしているようだった。昨日僕が行ったニュージーランドの中心点「CENTRE OF NEW ZEALAND」をはじめ今日も数時間歩く予定とのこと。なかなか日本の自転車乗りはそこまで歩く気になるもんじゃない。

僕の方はといえば昨日の日記をとっくにブログにアップしたのに、朝からずっと「現在アクセスが集中しています」となったままでまったく閲覧できなかったので、朝食の間ずっとイライラしていた。おまけにジャックさんから「明日はかなり大量に雨が降るそうだよ」と教えられ、明日はハブロックまで74km走る予定だったが、どうしたものかと早くも悩むことになった。すでに今日の空模様も怪しいし(それでもジャックさんはウォーキングに行く気満々。欧米人は小雨など気にしない)、当てにならないニュージーランドの天気予報も悪い予報ならたぶん当たるだろう。峠越えもあることだし、朝から雨ならニュージーランドに来て初の4連泊とするか…。


朝食後は宿で洗濯と乾燥。洗濯機は3NZDで、乾燥機は25分2NZD(25分で乾かないような服は持ってきていない)。ニュージーランドの町にコインランドリーはほとんどないが、それは宿にもキャンプ場にもコイン洗濯機とコイン乾燥機が置いてあるからで、日本のようにコインランドリーを探し求める必要がないので洗濯に関しては本当に便利だ。

11時過ぎ、日本の100均で買った衣類圧縮袋がずっと破れたままだったので(衣類圧縮袋は防水のためにもよい)、この宿でエクスチェンジをしている日本人の女の子にどこかに売ってないかと聞いてみると、売ってるかどうかは知らないけど2ドルショップなら近くにあると教えてもらい、外に出た。

2ドルショップはけっきょくどこにあるのかわからなかったけど、マレーシア人夫婦がやっている寿司の屋台を発見し、ブログのネタにと思い食べてみることにした。サーモンとアボガドの巻き寿司が4個入りで4NZD、8個入りで8NZD。ちょっと高いけど、10月28日の朝にチヒロが炊いてくれたご飯を食べてクライストチャーチを出発して以来、実に50日ぶりくらいとなる白米と醤油が美味しかった。このマレーシア人ご夫婦は2年前からここネルソンの中心地で店を出しているそうだ。ご主人はかつて10年以上日本に住んでいたことがあり、日本語がすごく上手くて(奥さんは日本語はしゃべれない)、外国人の寿司屋でも好感が持てた。聞かなかったけど日本の回転寿司屋でバイトでもしてたんだろうか?



本当は午後から19世紀の町をそっくり再現しているらしい「ファウンダーズ・ヒストリック・パーク」という観光地まで歩いて、6代続く老舗ブルワリーが16世紀からドイツに伝わる製法で造っているというビールを飲んで昼間から酔っ払おうと思っていのだが、町を歩いているうちに小雨が降り出してきたので、スーパーマーケットで買い物だけして12時半頃には宿に戻ってきてしまった。昼メシは久しぶりにカップラーメンと、朝の残りのパン。昼食後はビールを飲みながら、久しぶりにヒマだと感じた。

4日前の朝この宿を出発する時に会った日本人の女性スタッフ、クミさんが受付にいて、僕のことを覚えてくれていた。僕に「タカカまで4~5時間で着きますよね?」と言った恐ろしい女性なので(笑)、9時間以上かかったと言うとびっくりしていた。さぞかし遅いと思われてるのかもしれないけど、これでもタカカで会ったドイツ人のサイクリスト夫婦からは「僕達はネルソンから2日かけてここまで来たんだ。1日で来るなんて君を尊敬するよ」と言われたんだからね(笑)。そのクミさんと話していて、明日はこの宿のドミトリーが予約でいっぱいであと1人分しか空きがないので、朝になって雨が降ってるのを見てから連泊を決めるのでは遅い可能性が高いと言われた。明日の天気予報は1日中雨らしいが、さりとて明後日の予報が良いわけでもなく、どうしようかと迷いに迷った。「18時までなら無料でキャンセルできますけど予約します?」と言われても、18時の時点で明日の朝の天気などわかるわけがない。けっきょく明日の夜もここに泊まることにした。本当は別の部屋しか空いてなかったらしいが、部屋を移動しなくてもいいようにコンピュータの予約状況を操作してくれた。


クミさんにクリスマスはどうするのかと聞かれた。もちろん宿泊場所はもう確保してあるのかという意味だ。まだですと答えると、「本当に今から予約しとかないと、どこも泊まるところがなくなりますよ」とのこと。キャンプ場のテントサイトなら大丈夫じゃないかと言うと、甘いとキッパリ否定された。隣にいたニュージーランド人の女性スタッフも、「ニュージーランド人はクリスマスにキャンプするのが大好きなの。クリスマスだけじゃなく年末年始はどこのキャンプ場もいっぱいよ」と言われ、また悩んでしまう。何が起こるかわからない自転車旅で数日先の予約までするのは、僕はどうしても抵抗を感じてしまうのだ(それに「行きあたりばっ旅」こそが本当の旅だとも思ってきた)。でもここから先は計画通りに移動するようにしないと、野宿するしかなくなるのだろうか…(ニュージーランドには野宿をしてもバレない場所ならいくらでもあると思うが、野宿をしてもよい場所というのは基本的にない)。

この町の図書館はWi-Fiフリーなので明日は図書館に籠もろうか?


今日もニュージーランドの駐輪風景を写真に収めて回る自転車バカは、通行人から怪しい目で見られたのであった。


午後からずっと小雨が降っていたけど、夕方からはかなり強い雨になった。どうせ明日もここに泊まることにしたんだから、明日も盛大に降り続けて明後日から晴れ続きになって欲しい。晩ごはんはビールと缶入りシチューとおツマミのナッツ&ドライフルーツ(ミックスしたものがスーパーにたくさん売っていて、欲しい分を自分でショベルですくってビニール袋に入れ、レジに持っていく)。写真は撮るのを忘れた。

いつもは夕食後もそのままダイニングルームにいるのだが、今日は場所を変えてインターネット/テレビルームでいろいろ考え事をしていた。今後の予定について考える際、いよいよ帰国後のことまで考えないといけなくなってきて気が重いな…(笑)。現実に戻る日のことを考えると旅が楽しくなくなってくる。「もう少しで日本に帰れる!」などという嬉しさはまったくない。部屋に戻って寝たのは23時頃だった。

追記
長く旅をしていると、旅に持ち運べる物しか欲しくなくなってくる。10月28日にクライストチャーチを出発して以来、食べ物や飲み物を除けばほとんど同じ荷物だけで毎日生活している(まだ一度も使っていない物すらある)。つまり、僕はこれだけあれば生きていけるのだ。それなのにあれが欲しい、これが欲しいと物欲にまみれて生きてきた。物欲とはなんとくだらないものかと思う。いま欲しい物といえば防水サイドバッグと新しいレインスーツ、iPhone4もちょっと欲しいな。iPadもあと300g軽ければ読書用に欲しい。逆に一番要らない物は、大型液晶テレビだな(笑)。

ニュージーランドの宿やネットカフェ、図書館などに置いてあるPCは、日本語は読めるものの、普通は書けない。日本語が書けないと僕にとっては魅力がないのでほとんど使ったことがない(とツイッターに書いたら、こんなサービスがあると教えてくれた人がいた)。その点、アルファベットを使う国はやっぱり便利だよなぁ。あと、欧米人はしょっちゅう宿でビデオチャットをしている。

僕のこの旅日記を毎日読んでいる人の中には、80kmとか120kmもの間に町も店も全くないとかいうのを読んで、「私はこの人より体力がなさそうだから無理だ」と思っている人もいるかもしれないけど、1泊2000円以下の宿泊場所にこだわらなければ(ここまで泊まった場所では1泊35NZDが最も高かった)、ニュージーランドには町のない場所でも何らかの宿泊施設があるのでご安心を。予約は必ず必要かもしれないけど、日本の旅館と同じくらいの宿泊料かと思います。

僕が北海道旅から愛用している最強タイヤ、スペシャライズドの「アルマジロ」は、パンクしないどころか本当に空気が抜けにくくて、25kgくらいの荷物を積んで走ってるのに、日本を出る前にパンパンに空気を入れた後は、ニュージーランドに来てからただの一度も補充していない。たぶん最後まで保つだろう。

3夜連続同室のイギリス人サイクリスト、ジャックさん。
3夜連続同室のイギリス人サイクリストのジャックさん

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Author:天五
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1967年滋賀県長浜市生まれ。05年11月、38歳で健康のためにクロスバイクを買ってサイクリングを始めるや自転車の魅力にのめりこみ、06年3月にはロードバイク、07年5月にはマウンテンバイクも購入。「速くなくてもいい、ただ遠くへ行きたい」をモットーに、ツーリングやポタリングを楽しむ日々を送っている。高校卒業後、1986年4月~2011年5月に渡る24年2カ月の大阪生活を終え、6月1日より長浜市民に戻ったばかり。

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