TOP画面 ただ自転車通勤のためでなく ニュージーランド長期ツーリング<59日目 ピクトン~ウォード編>

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ニュージーランド長期ツーリング<59日目 ピクトン~ウォード編>

黄金色の草原の中をダウンヒル
黄金色の草原の中をダウンヒル

(写真をクリックしていただくと、拡大画像をご覧いただけます。)
目が覚めたのは6時40分。寝坊だ。この時間に起きると昨日の日記を書いてブログにアップしてから出発している時間はない。すぐに起きて出発準備を始めた。同室者が起きるのが遅いというのはいつもながら気を使う。とりあえず部屋からまず荷物を運び出し、それからゆっくりパッキングしていく方がよい(室内でお構いなしでやる人もいるけどね)。一番楽なのは起きたらそのまま出発できるよう前夜から準備しておくことだが、自宅ならわりと簡単なことだけど、旅先の宿においては寝る時に必要になるものとか、寝てる間に充電しておく物とかいろいろあって、なかなか起きて5分で出発というわけにはいかない。朝食は前日と同じく宿のキッチンで、無料のトーストとコーヒーを頂いた。


8時20分頃、2晩泊まった「アトミック・バックパッカーズ」をチェックアウトし、近くのスーパーマーケットで補給食を買った。また、宿で朝食は食べたものの自転車で走る日はさすがにトースト2枚では足りないので、パイとソーセージロールとオレンジジュースも買った。ベンチに座ってそれを食べていたら、大きなバックパックを背負った「俺も自転車乗りだ」というニュージーランド人のおじさんが話しかけてきて、僕がもうすぐ日本に帰ると言っているのに、この先全然通らない町を延々勧めるので、さすがに鬱陶しくなった。


今日から2日かけてカイコウラまで走るが、カイコウラに行くためには11月以来となる国道1号線(本当は「ステイト・ハイウェイ1」と呼ぶ)を通らなくてはならない。車は多いだろうが、カイコウラに行きたいと思ったら仕方がない。クライストチャーチまで1号線だけで行くと338kmか…(最後の方は自転車は通れないらしいが)。多少遠回りしたとしてもあと400km足らずでこの旅が終わるのだ。ここまでバス輪行は4回したけど、ニュージーランド南島の主だった町はたいてい通ってきた。他にも良いところはあるんだろうけど、べつに何の悔いもない。北島に行かなかったことすら悔いていない。


最初は平凡な景色が続いたが、ありがたいことに強烈な北風が吹いていた。南に向かう僕にとっては追い風だ。これまで向かい風にはさんざん苦しめられてきたのだから、たまにはこんな日があってもバチは当たらないだろう。快調なペースで20km以上走り、スプリング・クリークの町にあったスーパーでドリンク休憩した。目の前にはバックパッカーズ・ホステルもあった。



その後5~6kmほど走って人口約19000人という、ニュージーランドではかなり大きな町ブレナムに到着したが、あまり興味もなく、ほぼ素通りした。

ブレナムの町と自転車が目に付いたアンティークショップ。


この辺りはワイナリーが多く、ブドウ畑が多かった。また、このところ日本とよく似た山ばかり見せられてきたが、今日は違った。山一面にススキをもっと短くしたような草が生えていて、これらが風に吹かれると黄金色の波となって輝くので、それはそれは美しかった。ただし道路は1号線、交通量は多く、制限速度は80km~100kmで、残念ながら楽しくはない。


ウェルド峠への上りが始まった。激坂ではないが、コーナーになると路肩がなくなるので自転車には辛い。



標高196mのウェルド峠に到着。黄金色の草原の中をダウンヒル。


黄金色の草原がなんだか砂漠みたいにも見えた。


ウェルド峠から少し下ったあたりの景色。ピクトンから南は国道1号線と並行して鉄道も走っている。観光列車なので海岸沿いはたいそう景色が良いらしい。


ワイン畑の横を通ったことは何度もあったが「おおっ!」と思うほど景色が良かったのは今日が初めて。ツール・ド・フランスみたい。


ピンク色の池というか湖みたいなのが見えてきてびっくり。チヒロのメールによれば天日干しの塩を作ってるらしい。近くまで行ってどうなってるのか見たかったが、残念ながら道がなかった。


前方に綺麗な海が見えてきたものの、道路と海との距離はまだ縮まらず…。


ウォードの町にあったカフェでアイス休憩。今日はニュージーランド人にとってはきっと暑くてたまらなかったと思うが、風が強かったので日本人の僕にとってはたいした暑さではなかった。


ウォードのカフェから9kmほど南下したところで、今夜泊まる予定をしていた宿「PEDALLERS REST」の目印を発見した。住所的にはここもウォードらしいが、周りには見事に何にもない。その何にもない場所に白い大きなタンクが置いてあり、その上に古い自転車のオブジェと「PEDALLERS REST CYCLE STOP」の古ぼけた看板が乗っていた。「自転車乗り達の休息」などという名の宿がこの世にあるとは思わなかったので、サイクリストとしてはやはり心がときめいた。ここを右折して1.5km進むとその宿があるらしい。その道、Ure Roadは直線のダートだった。



そして、15時過ぎだったろうか、「PEDALLERS REST」に到着した。ガイド本の「PEDALLER'S PARADISE」に「backpackers hostel」ではなく、「cyclists hostel」と書いてあるようにサイクリスト限定らしい。まず目に入ったのはオーナーさんの大きな白い家だった。この旅の前半、オマラマという町でトニーさんという大牧場主が経営されているバックパッカーズ・ホステルに泊まったことがあった。そこはホステルというより完全にトニーさんの家だったので、もしかしたらここもオーナーさんの家に泊めてもらうのかと一瞬思ったがそうではなく、100mくらい離れた場所にコテージのような建物があり、そこがサイクリスツ・ホステルの「PEDALLERS REST」だった。オーナーさんは牛や羊も飼っておられるが、とても小さな牧場だったので酪農が本業ではないと思う。



僕が着いた時、ちょうど奥さんが外におられ、「今夜泊まれますか?」と尋ねると、空いてるとのこと。先客はおらず、1泊18NZDの4人部屋か、または1泊20NZDの2人部屋、さらに1泊12NZDのテントサイトがあるという(「PEDALLER'S PARADISE」に書いてある料金より2NZD高いけど)。18NZDの部屋にした。ビールも1本4NZDで売ってくれるというので2本買って、建物に案内してもらった。本当は奥さんからこの宿を始めたきっかけなどを詳しく聞きたかったのだが(こう言っては失礼かもしれないが奥さんはあまり自転車乗りには見えなかった)、奥さんは設備の案内をし終えると「何か困ったことがあったら言ってね」と言ってすぐに家に戻ってしまわれたので、残念ながらあまり話はできなかった。ただ、昨夜は日本人の夫婦が泊まっていたというので驚いた。

PEDALLERS RESTの設備。掛布団は有料。僕は寝袋を使用した。




洗濯機が無料なので、ありがたく使わせていただいた。乾燥機はなし。


宿泊者ノートもあり、前夜泊まったという日本人ご夫婦の書き込みもあった。ご主人の定年退職後、すぐにニュージーランド自転車旅に来られたらしい。



宿泊者ノートにはなんと5歳と2歳の子供を連れて自転車でニュージーランドを旅するバスク人夫婦の書き込みも!ホームページもあり!


翌朝撮った「PEDALLERS REST」の動画<その1>http://t.co/4owzXSi

翌朝撮った「PEDALLERS REST」の動画<その2>http://t.co/ohXTMB4

晩ごはんは缶入りシチューとペンネ250gの合わせ技。


一人旅の美人サイクリストが泊まりに来たらどうしようかとドキドキワクワクしながら待っていたのだが、けっきょく男のサイクリストも現れず、今夜の「PEDALLERS REST」は僕の貸切だった。ピクトン~カイコウラ間約160kmのちょうど中間あたりにあるのにもったいないなぁ…。今日も何人かの自転車旅行者とすれ違ってはいたのもの、なにせ1号線は交通量が多くて路肩も狭いので、停まって話をしようかという雰囲気にならず、ただ挨拶を交わすだけに終わっていたので、こういう場所でこそサイクリストに出会ってゆっくり語り合いたかった。それにもう一晩早く来ていたら日本人ご夫婦と3人でさぞかし楽しい夜になっていただろうにと思うと残念で仕方がない。

ツイッターアプリに今日の出来事を下書き保存していき、さらにベッドの上で昨日の日記を書き始め、終わったのが23時頃だった。今夜もエラ・フィッツジェラルドのクリスマスアルバムを聴きながら寝た。


国道1号線に現れたサイクリスツ・ホステル「PEDALLERS REST」の目印
サイクリスト用ホステル「PEDALLERS REST」の目印

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Author:天五
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1967年滋賀県長浜市生まれ。05年11月、38歳で健康のためにクロスバイクを買ってサイクリングを始めるや自転車の魅力にのめりこみ、06年3月にはロードバイク、07年5月にはマウンテンバイクも購入。「速くなくてもいい、ただ遠くへ行きたい」をモットーに、ツーリングやポタリングを楽しむ日々を送っている。高校卒業後、1986年4月~2011年5月に渡る24年2カ月の大阪生活を終え、6月1日より長浜市民に戻ったばかり。

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