TOP画面 ただ自転車通勤のためでなく ニュージーランド長期ツーリング<63日目 カイコウラ~クライストチャーチ(まさかの輪行)編>

ただ自転車通勤のためでなく 

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ニュージーランド長期ツーリング<63日目 カイコウラ~クライストチャーチ(まさかの輪行)編>

カイコウラの海岸
町から町に自転車で移動するのは、カイコウラで終わった。

(写真をクリックしていただくと、拡大画像をご覧いただけます。)
目が覚めたのは5時過ぎだった。今日はシェビオットまで走る予定で、距離的には70数kmだが、起伏のかなり多いコースだけに重装備ではしんどいと見ていた。なるべく早く出発するつもりだったのでそのまま起き、キッチンへ行って朝食を食べ始めた。

そこまでは良かったのだが、その後、着替えをするためにトイレに行った時に悲劇が起こった。この旅の間中、最も恐れていたこと、一番やってはいけないミスを犯してしまった。着替え中にズボンのポケットに入れていたiPhoneが便器の中に滑り落ち、iPhoneを水没させてしまったのだ。便器の蓋をしていれば100%防げたミスだし、もし汚い便器なら水没の心配をしてなくても蓋を閉めていたと思うのだが、ニュージーランドのトイレはたいていすごく綺麗で(宿だけでなく公衆トイレも綺麗だ)、つい油断をしてしまった。痛恨の大ミス。もちろんすぐに拾い上げたが、電源はまだ入るものの最初の1時間以上はまったく使い物にならなかった。

1月1日に日本に帰る飛行機に乗るのに、12月26日(こちらではBOXING DAYと呼ばれ、まだ休みの店がほとんど)からニュージーランド国内で修理に出すなどあり得ないし、そもそもiPhoneなど水没させたら一巻の終わりだと思っていたので、買い換えるしかないだろうと思った。ところが、意外にも時間が経つにつれてiPhoneが復活してきた。たぶん自然乾燥ってやつだろう。3時間以上経った頃には再びWi-Fiに接続できるようになり、ツイッターに事の次第をアップできるまでに戻ってきた。ただ液晶画面は暗く、数秒おきに「充電機能はこのアクセサリではサポートされていません」というメッセージが出てきて邪魔をする。日本に帰ったらやはり買い換えは必至だろうと思われた。

こんな状態のiPhoneを持って、自転車にはあまり楽しくないと思われるカイコウラ~クライストチャーチ間の約190km(国道1号線の場合)を予定通り2泊3日で旅する気にはなかなかなれなかった。iPhoneは自転車以上にこの旅の相棒だったからだ。デジカメはほとんど使わず主にiPhoneで写真を撮り、ツイッターもブログもすべてiPhoneひとつでやってきた。何としても中のデータはバックアップしておきたい。不本意だが、自転車で町から町に移動するのはこれで終え、今日中にバスか電車でクライストチャーチに行こうと決めた。

観光案内所のi-SITEで10時半出発のクライストチャーチ行きの長距離バス「アトミック・シャトル」(自転車を運んでもらうのが最も容易)を予約してもらおうとしたところ、i-SITEのスタッフも知らなかったようだが、アトミック・シャトルはBOXING DAYの今日は休みだということがわかった。その次のバスは12時35分発のインターシティだが、こちらは乗客の荷物が多いと自転車は断わられる場合があり、予約の段階ではそれがわからず、ドライバーがダメだと判断してもキャンセルはできないと言われた。「90%以上は大丈夫だと思うけど、もし心配ならドライバーに直接交渉して現金で払うという方法もあるわよ」という。

けっきょく、一番確実な15時28分の電車でクライストチャーチに向かうことにした。自転車代10NZD込みで58NZDはバスよりだいぶ高いが、観光列車なのでこれはこれで乗ってみたいと思っていたし、1号線よりは断然景色が良いはずだ。15時28分までかなりの空き時間があるが、宿の予約はまだしていないし(チヒロは今ロサンゼルスにいるはずだし、アンドリュー君は年末年始はずっとツアーが入っていて忙しいので、彼らの家に泊めてもらうわけにはいかない)、iPhoneが生きているうちに(液晶がどんどん暗くなっていた)ネットカフェに行ってデータのバックパックを試していれば時間はつぶれるだろう。

この国に来てから初めて使う公衆電話で、クライストチャーチにある日本人経営のバックパッカーズ・ホステル「キーウィ・ハウス」に電話をかけると、今夜から最終日まで6泊予約することができた。電話に出た日本人女性が僕の下手な英語を聞いて「日本の方ですよね?」と日本語で聞いてきてくれて、あとは全部日本語で会話。なんて楽なんだろうと思った(笑)。日本人経営の宿だから日本語の書けるパソコンも必ずあるに違いない。たとえiPhoneが動かなくなってもブログの更新が続けられるだろうと思った。

カイコウラ駅で電車待ち中、水没したiPhoneのカメラで撮った写真(レンズの内側はまだ水滴だらけ)。


ネットカフェではなく、ただネットができるというだけの店に入り、Wi-Fiでツイッターのフォロワーの皆さんに次のような質問をした。
「日本に帰る前にニュージーランドでSIMフリーのiPhoneを買って帰り、日本でソフトバンクのSIMカードだけを買うということは可能でしょうか? 日本に売ってないSIMフリーのiPhone4の方が値打ちあると思うんですが…。」
複数の方からコメントを頂いたのだが、皆さんの回答はソフトバンクに関するものではなく、b-mobileに関するものばかりで、ソフトバンクのiPhone4用SIMカードだけを買えるかどうかはわからないままだった。

カイコウラ駅は観光案内所から数百メートル離れた、カイコウラ名物「ホエール・ウォッチ」の出発場所となるビルと一緒になっていた。駅があるのにこの建物内では電車のチケットは販売しておらず、観光案内所で予約して発券してもらわなければならない。チケットといっても日本の電車の切符とはまるで違い、パソコン用のプリンタで出力されたA4の用紙が2枚だった。1枚目には名前やなんかの必要事項が書かれ(これは車掌に渡す)、2枚目に注意事項が細かく書いてあり、これに車掌が座席番号を手書きで書いて僕に渡してくれた。たぶん前日に予約していたら発券の段階で座席がわかっていたんだと思う。自転車は最後尾の貨物車両にサイドバッグを付けたまま積むことができたが、観光案内所の女性が荷物は外した方がいいと言うので僕は外して、しかも先頭車両が停まるあたりで待っていたため、もう一度バッグを付け直して最後尾まで自転車を押して移動するのがめんどくさかった。観光案内所のスタッフならそのへんは知識として持っておいて、的確にアドバイスしてもらいたい。
クライストチャーチ行きの観光列車クライストチャーチ行きの観光列車

僕の座席は4人がけのテーブル席になっていて、ここで札幌から一人旅の若い女性Mさんと一緒になり、日本人だとわかってからはずっと彼女と話していた。Mさんは北島に20日間くらいいて、今日フェリーで南島に来たばかりだという。北島の安宿では盗難騒ぎが何度かあったり、彼女自身もシャワーを浴びてる最中にカーテンレールにかけといたバスタオルを盗られたとか(仕方なくペータータオルで身体を拭いたらしい)、平和だった南島のバックパッカーズ・ホステルとは別世界の話を聞き、僕が北島へ行ってたらヤバかったかもしれないと思った。なにせ南島で僕が泊まっていたバックパッカーズでは一度も盗難が心配になったことがなかったので、はっきり言って気が緩みまくりだったのだ。ただ、北島でもYHAはやはり客層が良くてまったく問題なかったそうで、問題が多かったのはBASEという会社のバックパッカーズらしい。1階がクラブやバーになっていて、若い男女が圧倒的に多いのだとか。

18時20分頃に電車がクライストチャーチ駅に到着した。2カ月ぶりのクライストチャーチだ。駅から宿までは少し離れていて、道に迷わずに行けるか自信がなかったが、何度か一方通行の道を逆走してしまったことを除けば、19時15分頃に一応無事にたどり着くことができた(日本だと一方通行でも「自転車は除く」と書いてある場合がほとんどだが、たぶんニュージーランドではダメだろうな…)。

クライストチャーチ駅
クライストチャーチ駅

グロウスター通りにある日本人経営のバックパッカーズ「キーウィ・ハウス」は、93ベッドというYHA並に大きなバックパッカーズで、さすが日本人の経営だけあって宿泊者は日本人の若者だらけだった。大半は旅行者ではなくワーホリ中の若者達だ。これだけ多くの日本人に会うのはミルフォードサウンドに向かってる途中の団体バス以来だった。欧米人達がこれほど肩身狭そうにしている宿は他にないんじゃないだろうか?(笑)
クライストチャーチの日本人経営のバックパッカーズ KIWI HOUSEクライストチャーチの日本人経営のバックパッカーズ KIWI HOUSE
日本人経営のバックパッカーズ・ホステル「キーウィ・ハウス」のサイトはこちら

日本人だらけのこの宿だが、今夜僕が泊まっている4人部屋(1泊22NZD)は、僕と台湾人の若者2人だけだ。オーストラリアで2年間ワーホリしていて、今はワーホリ期間も終わってニュージーランド旅行中とのこと。年が明けてから北島に行くそうで、ここにはなんと2週間泊まるんだとか。6泊とも彼が同室者になるわけだが、台湾人は日本人にフレンドリーなので大好きだ。

ところで10月に大地震があったばかりのクライストチャーチだが、今日未明にまたマグニチュード5以上の地震があり、午後からも余震が何度もあったんだとか。地震で泊まっていた宿が閉鎖されてここに移ってきたという女の子もいるし、町のあちこちがまたも立ち入り禁止になっている。

近所のスーパーがBOXING DAYでも21時まで開いているというのはラッキーだった。ビールとワインと、6泊もするので久々に食パンを買ってみた。食パンはニュージーランドに来た当初は買っていたものの、なにせ枚数が多くて(普通は20枚以上。しかも大きな町以外ではそれ以外のパンが売ってない)、食べ切る前にカビが生えてからは一度も買っていなかった。バターやジャムも自転車ツーリングに持ち運ぶには向いていない。

夕食はさっそくビールを飲みながらトーストを食べ(朝しかトーストを食べないようでは一人で食べきれない.笑)、シャワーを浴びた後はまたダイニングルームに戻って寝酒にワインを飲み、今夜も余震があるかもしれないなと思いながら12時頃に寝た。

クライストチャーチの自転車レーン
クライストチャーチの自転車レーン

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Author:天五
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1967年滋賀県長浜市生まれ。05年11月、38歳で健康のためにクロスバイクを買ってサイクリングを始めるや自転車の魅力にのめりこみ、06年3月にはロードバイク、07年5月にはマウンテンバイクも購入。「速くなくてもいい、ただ遠くへ行きたい」をモットーに、ツーリングやポタリングを楽しむ日々を送っている。高校卒業後、1986年4月~2011年5月に渡る24年2カ月の大阪生活を終え、6月1日より長浜市民に戻ったばかり。

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